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鼻の症例:記事一覧

鷲鼻修正 隆鼻術 With エンドプラスト

エンドプラストによる隆鼻術を用いて、鷲鼻を修正しました。
約5年前に、他院でシリコンプロテーゼで隆鼻術を受けたものの、鼻根部の長さが足りず、鷲鼻を作ってしまいました。術後は鼻根部の高さが出て、鷲鼻が修正されています。

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エンドプラスト隆鼻術(鼻根)

エンドプラスト隆鼻術(鼻根)
鼻筋がすっきりと細く仕上がっています。このように、エンドプラストは、従来のヒアルロン酸によるプチ整形とは違い、鼻筋を細く仕上げることも可能です。

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複合手術 エンドプラスト(鼻筋)+耳介軟骨移植(鼻先を少しだけ)

エンドプラストと耳介軟骨移植の複合手術を受けたモニターさんの、術前、1週間後、1ヶ月後を比較した写真集です。

エンドプラスト 隆鼻術

エンドプラスト による隆鼻術ですが、曲がった鼻筋の修正を兼ねています。従来なら、鼻の骨を切断しないとなかなか治らなかった鼻筋の曲がりですが、エンドプラストなら術後の腫れもほとんどなく、きれいな修正が可能です。

エンドプラスト 隆鼻術 術前            エンドプラスト 隆鼻術 術後  

エンドプラスト 隆鼻術 術直後の腫れの具合

エンドプラストの経過写真です。
それぞれ、順番に、術前>手術直後>最終経過 となります。
 

エンドプラスト 隆鼻術(鼻筋)

エンドプラストによる単なる隆鼻効果だけでなく、鼻筋のゆがみもきれいに修正できました。
また、目と目の間を高くすることで鼻が長く見え、顔全体の印象がすっきりします。

 

エンドプラスト 隆鼻術 30代女性

これまでは、20代のモニターさんばかりでしたが、今回は30代のモニターさんです。
鼻筋が低いのを10年来、悩みとしてきましたが、「エンドプラストなら」ということで、決心されました。
 

エンドプラスト 鼻根部から鼻背部 Endoprosthesis nanal root to back

鼻根部から鼻背部をエンドプラストで作成したモニターさんです。終了後、「次はエンドプラストで鼻の穴の間の部分(鼻柱)を前に出したい」とのことでした。

 

エンドプラスト 鼻筋 Endoprosthesis

鼻筋をエンドプラストで作成したモニターさんです。
直後から、あまり腫れは見られません。
このように、エンドプラストを使用すれば、腫れずに術後すぐ、メークをして帰宅できます。

 

エンドプラストで鼻筋を細く見せる Endoprosthesis

もともと、鼻は高いほうなのですが、鼻筋が太く、シャープな印象を希望していたモニターさんです。
まずは、術前と術後1週間目の状態。

 

エンドプラスト隆鼻術 40代女性 Augmentation rhinoplasty with Endoprosthesis

先日、30代女性のエンドプラストのモニターさんを紹介しましたが、本日は40代のモニターさんです。

 

鼻尖形成 with エンドプラスト Nasal tip refinement with endoprosthesis

「鼻先をほんの少しだけ高く、そして下に向けたい」と言う希望のモニターさんです。
ほんの少しなら、鼻先でもエンドプラストが挿入できます。
ただし、皮脂線が多く毛孔が開いていたり、ニキビがよくできる方は、感染のリスクが高いためお勧めできません。

 

エンドプラスト 鼻根部から鼻背部 20代半ば Endoprosthesis nanal root to back

エンドプラストでの隆鼻術・20代半ばのモニターさんです。
術前 眼と眼の間が低いのが悩みでした。

エンドプラスト 鼻根部から鼻背部 30代のモニターさん Endoprosthesis nanal root to back

鼻筋(眼と目の間)がないことを気にしていたモニターさんです。

 

エンドプラスト 鼻根部から鼻背部 30代のモニターさん Endoprosthesis nanal root to back 2

前回の記事でご紹介した、 30代女性のモニターさんです。

今回は横からの症例写真をご紹介します。

 

エンドプラスト 鼻根部から鼻背部 20代のモニターさん1 Endoprosthesis nanal root to back

20代のモニターさんです。

 

エンドプラスト 鼻根部から鼻背部 20代のモニターさん2 Endoprosthesis nanal root to back

同じ 20代のモニターさんです。

 

エンドプラスト 鼻根部から鼻背部 20代のモニターさん3 Endoprosthesis nanal root to back

同じモニターさんの、左真横からの写真です。

 

エンドプラスト 鼻根部から鼻背部 20代のモニターさん4 Endoprosthesis nanal root to back

同じモニターさんですが、今度は右斜めからの写真です。

 

エンドプラスト 鼻根部から鼻背部 20代のモニターさん5 Endoprosthesis nanal root to back

今度は左斜め前から。

 

エンドプラスト 鼻根部から鼻背部 20代のモニターさん1 Endoprosthesis nanal root to back

やはり20代のモニターさんです。鼻の中でも特に目と目の間が低く、逆に眉間が非常に突出した印象の術前の状態です。

 

エンドプラスト 鼻根部から鼻背部 20代のモニターさん2 Endoprosthesis nanal root to back

前回の記事のモニターさんです。

 

エンドプラスト 鼻根部から鼻背部 20代のモニターさん3 Endoprosthesis nanal root to back

やはり同じモニターさんの、今度は左斜め前からの画像です。

 

エンドプラスト 鼻根部から鼻背部 30代のモニターさん1 Endoprosthesis nanal root to back

30代の女性モニターさんです。やはり、眼と目の間が低いことが最も大きな悩みでした。

 

エンドプラスト 鼻根部から鼻背部 30代のモニターさん2 Endoprosthesis nanal root to back

前回の記事のモニターさんですが、正面からの写真です。

 

エンドプラスト 鼻根部から鼻背部 30代のモニターさん3 Endoprosthesis nanal root to back

同じモニターさんの横顔、反対側からの写真です。

 

エンドプラスト 鼻根部から鼻背部 30代のモニターさん4 Endoprosthesis nanal root to back

今度は斜めからの写真です。

 

エンドプラスト 鼻根部から鼻背部 30代のモニターさん5 Endoprosthesis nanal root to back

今度は、反対側の斜め前からの写真です。

 

エンドプラスト 鼻根部から鼻背部 20代のモニターさん1

術前は、眼と目の間がしっかりとへこんで、正面からの写真でもしっかりと影が付いているのがわかる、20代の女性のモニターさんです。

 

エンドプラスト 鼻根部から鼻背部 20代のモニターさん2

一番大切な角度の斜め前の症例写真です。

 

エンドプラスト 鼻根部から鼻背部 20代のモニターさん3

同じモニターさんの、反対の斜めからの症例写真です。

 

エンドプラスト 鼻根部から鼻背部 20代のモニターさん4

同じモニターさんの真横からの写真です。

 

エンドプラスト 鼻根部から鼻背部 20代のモニターさん5

反対側からのモニター症例写真です。

 

エンドプラスト 鼻根部のみ 30代のモニターさん1 Endoprosthesis nanal root

「ほんとに目立たないようにお願いします。」と言っていたモニターさんです。

 

エンドプラスト 鼻根部のみ 30代のモニターさん2 Endoprosthesis nanal root

同じモニターさんの、左からの写真です。

 

エンドプラスト 鼻根部のみ 30代のモニターさん3 Endoprosthesis nanal root

今度は右からの写真です。

 

エンドプラスト 鼻根部のみ 30代のモニターさん4 Endoprosthesis nanal root

今度は左斜め前からの症例写真です。

 

エンドプラスト 鼻根部のみ 30代のモニターさん5 Endoprosthesis nanal root

右斜め前からの症例写真です。

 

エンドプラスト 隆鼻術(鼻筋・鼻根部)1

いま、最も需要が多いのが、腫れなくて切らない美容整形ですが、その頂点に位置するのがエンドプラストを使用した隆鼻術です。

 

エンドプラスト 隆鼻術(鼻筋・鼻根部)2

前回の記事でご紹介した、エンドプラストのモニターさんです。横からの写真ですが、奇麗に鼻筋ができています。

 

目と目の間が低い鷲鼻 by エンドプラスト

エンドプラストでの、鷲鼻修正ですが、目と目の間が低いことが幸いして、高さを失わず、自然な鼻筋を作成できました。
従来、このような症状の患者さんは、鷲鼻のコブの部分を削るのですが、そうすると、鼻の高さが低くなります。また、鼻筋が太くなる傾向にあるので、鼻骨の幅寄せ手術を加えなければならない場合も多くありました。どちらにしても、ダウンタイムが長い手術となり、2週間の腫れは覚悟しないといけませんでした。
このモニターさんのように、目と目の間が低い場合には、エンドプラストを使用することで、低い部分を高くして、鷲鼻の修正を行えます。エンドプラストによる手術は、基本的にダウンタイムがありません。

 

目と目の間が低い鷲鼻 by エンドプラスト 2

先回の記事のモニターさんの、反対側からの写真です。鷲鼻は解消され、ほぼまっすぐな鼻筋になりました。鷲鼻であっても、日本人は一般的に、鼻自体の高さがありませんので、一般論として、このように鼻筋を作ってやるほうが、削る手術よりも向いているかもしれません。
ただし、鼻根が高い患者さんは、あまりその部分を高くすると、額と鼻がつながってしまい、非常に奇異な印象になりますので、注意が必要です。

 

目と目の間が低い鷲鼻 by エンドプラスト 3

真横からの写真を供覧します。
このモニターさんの場合、鷲鼻のコブよりも眉間側にかけてエンドプラストを挿入しています。このサイズで、シリコンなどのプロテーゼの場合、ダウンタイムもさることながら、サイズがあまりに小さいため、安定性が悪く、しっかりと鼻骨にフィットさせることが、非常に難しい手術となります。しかも、しっかりと鼻骨にフィットしていないプロテーゼの場合、術後1年から2年ほどで、上下左右にずれが生じ、最悪の場合、脱出してしまう可能性があります。
エンドプラストの場合には、挿入時に、自然に鼻骨の形にフィットするため、このような心配はありません。

 

目と目の間が低い鷲鼻 by エンドプラスト 4

反対側の真横からの写真です。
ところで、鼻の高さを出しつつ、鷲鼻を修正するのに、コブの部分を削って、プロテーゼを挿入するという方法が、一時、流行しました。しかし、この方法は、プロテーゼを挿入するポケットと、鼻腔がつながりやすく、それに気付かずにプロテーゼを挿入してしまうリスクが、非常に高いものでした。そのような状態でプロテーゼが挿入されると、鼻腔からポケットに向けて開いた傷はいつまでも塞がらず、常に感染状態に陥り、慢性的に炎症を起こしたままになります。そのような状態の症状としては、腫れが退かない・常に痛みがある・鼻血が少量づつ出て、1週間後でも止まらない、などです。これは、非常に熟練した美容外科医でも起こしうることです。

 

エンドプラストも、感染させると摘出しないと治癒しないのは、従来のプロテーゼと変わりないのですが、鼻骨を削る必要がないことで、上記のリスクは回避できます。

目と目の間が低い鷲鼻 by エンドプラスト 5

正面からの写真です。鼻が長くなり、顔の輪郭が少し細くなった印象です。このように、鼻の高さを出すことで、顔面の縦の線が強調され、輪郭の印象も変化します。こちらのモニターさんは、少しDrooping nose(鼻先が垂れ下がった鼻)ですので、これから鼻尖形成術で鼻先を少し上に向けると、より若々しく、スマートな印象になるでしょう。ちなみに、鼻先を挙上する鼻尖形成術のことは、欧米では鼻の若返り手術とされています。シンデレラの鼻は、上を向いた「ツン」とした鼻で、魔法使いのおばあさんの鼻が、鼻先が下に垂れ下がっていることを、想像してみてください。

 

エンドプラスト~鼻筋~直後・術後 1

エンドプラストによる、目と目の間から鼻筋にかけての隆鼻術です。腫れがほとんどなく、いたって自然な経過を辿っているのがわかります。
エンドプラストは、ヒアルロン酸などの注入材ではなく、プロテーゼとして挿入するもの(エンドプロテーゼ)ですが、挿入腔(ポケット)の形成が、挿入とほぼ同時になされます。したがって、大きな剥離操作は不要になりますので、その分、腫れや内出血がないことが、大きな特徴です。処置のセッティングは、注入操作ではなく、手術のセッティングをおこないます。
しかし、患者さんから見れば、ヒアルロン酸の注入とあまり変わりがない印象を持つでしょう。それは、術後の腫れや内出血がないことで、さらに、増幅されます。

まずは、術前と術直後の写真。

 

そして、術前と術後

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エンドプラスト~鼻筋~直後・術後 2

今度は斜めからの写真です。術直後と術後では、ほとんど高さに変化がありません。エンドプラストの場合、ヒアルロン酸と違って、液体ではありませんので、周囲に拡がることはなく、ほぼ、直後の高さを保つことができます。そして、もし、高すぎる場合には、一部を取り除くことも可能です。
エンドプラストは、一見すると、手術テクニックが注入材と酷似しているため、未だに注入材の一種であるとの認識しか、持ち合わせない国内の医師が多いのが現状です。しかし、私のレクチャーを受けた海外の医師たちの多くは、そのテクニックを順守し、たくさんの成果を挙げつつあります。

まずは、術前と直後

 

そして、術前と術後

 

エンドプラスト~鼻筋~直後・術後 3

エンドプラストは、注射で挿入するのに、どうしてヒアルロン酸と違って、拡がらずに鼻の高さを保てるのでしょう?それは、エンドプラストの分子の状態に、秘密があります。

世の中のあらゆる物質は、その特徴を決定する最小単位である、分子が集合して出来ています。この、分子の集合状態で、気体・液体・固体が区別されるのです。分子が自由に飛び回っていて、お互いに手をつないでいない状態が、気体。手をつないでいるが、ある程度自由に身動きが取れる状態が、液体。がっちりと、お互いに肩を組んでいて、身動きが取れない状態が、個体です。人間の場合は、手が2本、肩も2つですが、分子の場合には、その物質によって、手が2本だったり10本だったりするのです。だから、液体でも粘り気のある硬いものもあれば、個体でもゼリーのような柔らかいものもあるのです。

そこで、上記のような考え方からすると、ヒアルロン酸は液体で、エンドプラストは個体なのです。

横からの術前と術直後の写真です。

 

そして、術前術後。

 

エンドプラスト~鼻筋~直後・術後 4

前回の記事の補足説明です。
ヒアルロン酸については、現在、いろいろなメーカーから、いろいろな製品が発売されています。しかし、それらは大きく2種類に分類されます。
一つはバイフェーズと言われるものです。これは、ヒアルロン酸の個体の粒を、液体のヒアルロン酸の中に浮遊させている(コロイド状にしている)ものです。果肉入りジュースの状態だと思ってください。この製品は、粒の部分は、クロスリンケージと言って、ヒアルロン酸の分子にがっちりと肩を組ませて、スクラムを組ませて個体化しています。しかし、液体に浮遊しているので、全体としては液体です。
もうひとつは、モノフェーズです。これは、ヒアルロン酸の分子と水の分子が肩を組んでいると思えばいいでしょう。しかし、その中のヒアルロン酸の分子の量は、メーカーによって違いますが、1gにつき20から30mg。つまり、2から3%です。つまり、ヒアルロン酸同士が肩を組んでいるのは、ほんの一部です。水同士は、常温では固体化しませんので、全体でみると、液体です。

反対の斜めからです。術前と直後の比較。

 

さらに、術前と術後

 

エンドプラスト~鼻筋~直後・術後 5

では、エンドプラストは、どのような分子の状態なのかと言うと、水とは肩を組まず、エンドプラスト同士でお互いに連続して肩を組み、水の分子を取り囲んでいるのです。つまり、エンドプラストは、例えて言えば、蜂の巣状の構造を作って、その部屋の中に水分が入っているわけです。したがって、固体の状態です。これに似たものとしては、ゼリーがあります。ゼリーは、コラーゲン同士が肩を組み、その中に水の分子を取り囲んだ状態なのです。

まとめると、ヒアルロン酸は、モノフェーズであっても、ヒアルロン酸と水の分子が肩を組んでいるので、液体。エンドプラストは、水の分子と肩を組まないので、固体。と、いうことです。

同じく、術前と直後

 

さらに、術前と術後です。

 

エンドプラスト 隆鼻術(鼻根) 1

こちらのモニターさんは、鼻そのものは低くはない状態です。しかし、眼と眼の間(鼻根)だけが、細くて低いのが悩みでした。そこで、エンドプラストにて、鼻根を少し太めに、高く盛り上げました。このように、太めに高くする場合には、ヒアルロン酸の注射でも、同じような形が実現できるのですが、ヒアルロン酸は吸収されることを考えると、エンドプラストが半永久的な効果を望めるため、こちらを選択されたのです。

 

エンドプラスト 隆鼻術(鼻根) 2

目と目の間(鼻根)を高くする方法としては、大きく分けて2つの方法になります。

1)手術でプロテーゼ(固形の詰め物)を挿入する
2)注入手技

1)の、プロテーゼ挿入手術の場合、術後の経過として、内出血による皮膚の変色や、腫れの問題があります。腫れについては、平均して、術後1週間目にその3分の2が無くなりますので、それ以降は、一般的に化粧などでカモフラージュできる程度です。内出血による皮膚の変色は、完全に消失するのに2週間必要ですが、その間、お化粧で隠すといいでしょう。

2)の、注入手技については、注射するものによって、さらに分類できます。現状では、ヒアルロン酸の注入が主流です。ヒアルロン酸の場合、最終的には吸収されてしまいますので、その効果はおよそ6カ月から1年です。また、ヒアルロン酸は液体ですので、周囲への拡がりがあるため、鼻筋は太めに仕上がることが多いです。

エンドプラストは、上記のちょうど中間的な位置づけになると考えられます。

 

エンドプラスト 隆鼻術(鼻根) 3

プロテーゼ手術と注入の中間的な位置づけとは、どういうことかと言うと、
1)プロテーゼにように、固体を挿入する手技である。
2)ヒアルロン酸のように、注射器で挿入できる。
ということです。

1)ヒアルロン酸のように、組織の中にしみ込ませていくようなものではなく、プロテーゼのように、ひと固まりで挿入されます。液体であるヒアルロン酸は、注射すると、組織の中の細胞間に浸透していき、全体として組織が増量する形となります。エンドプラストやプロテーゼは、挿入されると、挿入された位置に留まり、そのものの形を維持して、組織を押し上げる形です。

2)エンドプラストは固体ですが、従来のプロテーゼとは違い、もっと柔らかく、強い力を加えると、自在にその形を変えることができます。したがって、注射器に詰めておいて、注射器にカニューレを装着して挿入できます。ちょうど、ゼリーが、パックの小さな口から出てくるのと似ています。

 

エンドプラスト 隆鼻術(鼻根) 4

エンドプラストは、前述の通り、鼻根の整形のほぼ全てにおいて、ヒアルロン酸の注射よりも優れています。では、プロテーゼ手術と比較すると、どうなのでしょう?それは、やはり、一長一短であるということです。したがって、自分のニーズの中での、優先順位をしっかりと決めて、手術法を選ぶといいでしょう。

エンドプラストは固体ですが、注射器で挿入できることからもお分かりの通り、シリコンなどのプロテーゼに比べれば柔らかく、形を変えることができます。したがって、鼻をしっかりと高くしたい場合や、鼻筋をしっかりと出したい場合には、不向きな方法です。形を変えることができるということは、逆にいえば、皮膚や皮下組織を骨の上で力強く持ち上げることが不可能と言うことです。しかしながら、このことは逆に、自然でマイルドな変化を希望する場合には、有利に働きます。

プロテーゼ手術か、エンドプラストか、を迷った時には、術後の経過もさることながら、上記のような仕上がりの差をイメージして、手術法を選択するといいでしょう。

 

エンドプラスト 隆鼻術(鼻根) 5

一部の医師においては未だ、エンドプラストを、注入材の一種であると誤解している人々もいます。6月の美容外科学会でも、「拡がらないのか」「組織内でバラバラになって、潜り込んでいかないのか」といった質問が、未だに出てくる始末です。しかし、エンドプラストの挿入後には、挿入手技をきちんと守っている限りは、そのような事象は発生しません。昭和大学形成外科講師の福岡先生が、エンドプラストが挿入された後の、エコー(超音波)の写真や、MRIの写真などを撮影し、、また、動物実験を繰り返して、拡がりや潜り込み、遊走などが発生しないことを確かめています。
私自身も、エンドプラストの挿入症例は500例を超え、摘出症例も数例、経験していますが、どれも、拡散や遊走は認められず、当然、肉芽腫の発生も認めていません。

 

鼻・エンドプラスト 1

鼻のエンドプラストのモニターさんです。鼻根から鼻背にかけて、エンドプラストを挿入しています。このように、エンドプラストの場合、周囲に流れると言う現象が起きないため、鼻筋も比較的シャープに作ることができます。ヒアルロン酸は液体で、エンドプラストは固体であることが、その一つの理由です。
こちらのモニターさんの場合、特に「目と目の間が低い」ということが主訴でしたので、その部分を重点的に高くするように、エンドプラストを挿入しております。この場合、挿入する穴が、その重点的な挿入部位から離れているため、左右差や、挿入部位の高さの調節に熟練が必要です。また挿入量に関しても、大量挿入は、かえって鼻筋を太くしてしまいます。そうすると、女性らしい鼻筋が実現できないばかりか、正面から見た場合、むしろ鼻が低く見えてしまう場合があります。また、昨今、「額から鼻が生えている」として、ソフトバンクのCMが話題の、ある女性歌手のような鼻に見えてしまいます。

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鼻・エンドプラスト 2

「額から鼻が生えている」という状況を作らずに、隆鼻術で目と目の間、つまり鼻根を高くするには、やはり、「目の錯覚」的な要素を利用することです。つまり、この部分の鼻筋を細く作成することに尽きるのです。細く作成された鼻根は、その両側にシャープな影ができます。このことで、エンドプラストの挿入量に比して、「見た目」としては、高い鼻をつくることができます。
ここで、挿入するものの性質が重要になってきます。細く鼻根を作成するためには、周囲に拡がらない材質が必要です。この条件に一番合致しているのは、従来のプロテーゼです。しかし、従来のプロテーゼの手術は、術後の回復期間(ダウンタイム)が長く、患者さんにはなかなか受け入れられ難いものです。腫れがそれなりに退くのに約1週間、内出血による皮膚の変色が無くなるのに約2週間が必要です。
そこで、この術後の回復期間をできるだけ短くということにあります。そこで流行したのが、ヒアルロン酸を注射するということになるのですが、ヒアルロン酸の場合、材質的に問題があります。液体なので、柔らかすぎるため、周囲に拡がってしまい、細い鼻根を作れないということです。
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鼻・エンドプラスト 3

エンドプラストは、一言で言うと、ヒアルロン酸よりも「硬い」材質です。その硬い材質を、注射器で挿入できるくらいに柔らかくしております。そのため、注射器で挿入出来るにもかかわらず、周囲に拡がることがありません。したがって、細い鼻根を作成することができ、実際の高さの増加以上に、高くなった印象が強くなります。
硬さを増加させることで、周囲に拡がることがないようにし、注射器で挿入できるようにすることで、術後の腫れや内出血などの回復期間をなくした材料が、エンドプラストです。つまり、プロテーゼのいいところと、ヒアルロン酸のいいところを併せ持つ、画期的な材料であると言えます。実際のところ、小さなプロテーゼを挿入したのと同様の効果が望めます。そして、腫れや内出血がほとんどないので、本当にお化粧の仕方を変えたかのように、手術翌日でも、他人に気付かれることはほとんどないでしょう。

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鼻・エンドプラスト 4

しっかりと高い鼻を作りたいと言う希望で、エンドプラストの処置を受けたがる患者さんもいます。しかし、これは、お断りせざるを得ないのが現状です。この希望を確実に実現したければ、やはり、従来のプロテーゼ挿入手術となります。これは、エンドプラストはヒアルロン酸のような液体ではなく、固体であるにもかかわらず、注射器で挿入できるからです。どういうことかというと、注射器で挿入できるくらいに柔らかいということです。
実寸上、しっかりと鼻を高くするには、皮膚や皮下組織を、中から押し上げてやることが必要になります。プロテーゼの場合には、固形で硬さがあるため、組織をしっかりと押し上げることが可能です。しかし、エンドプラストの場合には、固形ですが、注射器で挿入できるほどの柔らかさですから、プロテーゼほどの押し上げ効果は望めません。したがって、そびえ立つような、しっかりとした高さを持った鼻は、できないのです。しかし、鼻筋を細く作ることは可能ですから、細い鼻筋で、高さをカバーするようなビジュアル効果を得ることが賢明と言えます。
ヒアルロン酸の場合は、周辺に拡がるため、組織を大きく持ち上げることは言うに及ばず、こう言ったビジュアル効果さえも望めません。

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鼻・エンドプラスト 5

エンドプラストを鼻先(鼻尖)に挿入してほしいと、希望する方がいます。しかし、この部分については、相対的禁忌です。どういうことかというと、鼻先については、特別な場合を除いて、禁忌であるということです。理由は以下の通りです。

1)皮脂腺が多く、また、皮膚の深いところにある
皮脂腺は、ニキビなどの感染を起こしやすい構造です。この部分に感染が起こると、エンドプラストが細菌まみれになり、膿と混ざります。そうすると、いくら抗生物質を使用しても、感染は治りません。エンドプラストを取り出し、洗浄する必要があります。そして、感染が治癒しても、そこには肉芽が増生して、鼻先の変形を残す結果となるためです。

2)皮下組織を支える構造が柔らかい
鼻尖(鼻先)は、鼻根や鼻背と違って、骨ではなく軟骨で支えられています。当然、軟骨は骨よりも柔らかいです。そこにエンドプラストを乗せると、軟骨を圧迫して下に抑えることになり、軟骨が変形して、高さを出すことができません。これは、鉄筋でできたビルの屋根に、大きな看板を立てることができても、木造の家に大きな看板が立てられないのと同じことです。

3)皮膚の伸びが悪い
鼻先の皮膚は、その下の皮下組織とともに、軟骨にしっかりと貼りついています。また、この部分の皮膚は、1)のとおり、皮脂腺を多く含み、分厚い構造になっています。したがって、伸展性が悪い皮膚なのです。このことは、上のほうに盛り上げることが非常に困難であるということでもあります。エンドプラストは固形ですが、注射器で挿入できるくらいに柔らかいため、この伸展性の悪い皮膚を伸ばすことができず、周囲に拡がってしまいます。そうすると、鼻先が高くならず、太くなってしまいます。

以上の事から、エンドプラストの鼻先への挿入は、禁忌です。しかし、上記3点についてクリアできる条件にあれば、少量の挿入を行うことはあります。

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エンドプラスト 隆鼻術(ほんの少しでいいです。目立ちたくはありません。)1

表題のように仰っていたモニターさんです。希望通り、少量のエンドプラストを使用して、鼻筋を高くしました。正面からは、鼻が高くなったことはほとんど分かりませんが、鼻筋を細く作成することで、鼻だけでなく、顔自体がすっきりとした印象になりました。
元々、目鼻立ちはしっかりとしているモニターさんです。契約条件として、目を隠すのが必要ですので、写真でお見せできないのは残念です。特に目はパッチリと大きな人ですから、術後はさらにきれいな顔立ちとなりました。本当に、ワンポイントの美容整形、それも、腫れない究極のプチ整形である、エンドプラストで、美人が極上の美人に生まれ変わった症例です。

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エンドプラスト 隆鼻術(ほんの少しでいいです。目立ちたくはありません。)2

実際のところ、エンドプラストは、ヒアルロン酸のような液体ではないのですが、シリコンなどのプロテーゼよりもは柔らかい材質です。プロテーゼは、上から押さえつけても、引っ込んだりするような、変形はありません。しかし、エンドプラストの場合は、注射器で挿入できるほどの硬さですので、強い力をかけると変形します。プロテーゼは、シリコンであれ、ゴアテックスであれ、硬さは消しゴム程度の硬さです。それに比べてエンドプラストは、ゼリーや水羊羹のような硬さです。したがって、皮膚を、骨のようにしっかりと持ち上げて、そびえ立つような高さを求める場合には、プロテーゼを使用することが必要です。しかし、この、プロテーゼの「硬さ」が、さまざまな合併症を発生させてきたことも事実です。エンドプラストの場合は、しっかりと皮膚を持ち上げて、鼻をそびえ立たせることはできませんが、反面、プロテーゼのように挿入物の縁がくっきりと浮きだしたり、持ち上げた皮膚が薄くなってしまうことがありません。したがって、大きな変化を求めず、あくまでもナチュラル志向の美容整形を目指すなら、非常に適した素材ということができます。
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エンドプラスト 隆鼻術(ほんの少しでいいです。目立ちたくはありません。)3

エンドプラストによる隆鼻術と、ヒアルロン酸による隆鼻術とは、根本的な違いがあります。それは、一言で言うと、エンドプラストが皮膚を含む組織を持ち上げるのに対して、ヒアルロン酸は組織を膨らませるということです。
ヒアルロン酸は、元来、シワを盛り上げるために、コラーゲンに代わって開発された注入材です。それまで用いられていた注入用のコラーゲンは、動物由来(牛)や人体由来(人間)だったため、皮内テストで約3%の人にアレルギー反応が発生していました。また、その効果の持続期間は約3から6カ月と短いのが、大きな欠点でした。そこで開発されたのが注入用のヒアルロン酸です。アレルギーの発生率は0.1%で、皮内テストの必要はなく、持続も約1年と長くなりました。
しかし、ヒアルロン酸は、シワを盛り上げるために、皮内に注射するものです。それは、ヒアルロン酸が、コラーゲンと同じく、皮膚の成分の一つだからです。詳しく言うと、皮膚の細胞の外側に存在する、細胞外マトリックスの構成成分の一つです。したがって、ヒアルロン酸が液体であることは、細胞の間のマトリックスに侵入して、そこで留まるのには非常に都合がいいのです。つまり、このヒアルロン酸を隆鼻術やアゴの形成に使用した場合、皮下組織の細胞の間に侵入し、そこに留まるのです。これは、皮下組織そのものの体積を膨らませているということです。

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エンドプラスト 隆鼻術(ほんの少しでいいです。目立ちたくはありません。)4

それに対して、エンドプラストの場合には、組織そのものを膨らませると言うよりも、むしろ、皮膚を含む組織を持ち上げると言ったほうが、正解です。エンドプラストは固体ですので、組織を構成する細胞間マトリックスの部分に入り込んでいきません。細胞の間に浸み込んでいかないということです。したがって、挿入したあとは、塊として組織の下に存在し、その上にある組織を下から持ち上げることになります。これは、プロテーゼの挿入手術に近い効果ということができます。
しかし、前述の通り、エンドプラストの硬さそのものは、注射器で挿入できるくらいですので、プロテーゼほどの硬さはありません。したがって、組織を持ち上げる効果も限定的で、そびえ立つほどの高さや鼻筋を作成することはできません。逆に、組織や皮膚に対して強い力が加わることがないため、皮膚が薄くなってしまって、挿入したものが透けて見えると言ったようなことはありません。
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エンドプラスト 隆鼻術(ほんの少しでいいです。目立ちたくはありません。)5

通常のプロテーゼ手術の副作用・合併症については、みなさん、よくご存じだと思います。手術そのものの合併症は、感染(化膿)や縫合不全などがありますが、これは、どのような手術を行っても、手術である限りは100%防止することは不可能です。それよりも、プロテーゼという、硬いのもが皮下組織の下に入ることによる、晩期の合併症のほうが、美容的・外見的に大きなダメージがあります。たとえば、それらの中で最も大きな合併症としいては、プロテーゼの露出があります。
プロテーゼの露出とは、プロテーゼがずれてしまって、皮膚を突き破って外に出てくることです。これは、大きすぎるプロテーゼを挿入した場合や、鼻の形に合っていないプロテーゼを挿入した場合に、高頻度で発生します。症状としては、初めは鼻の一部が赤くなり、次に痛みを感じ始め、痛みがなくなってくると、やがてプロテーゼが露出します。または、切開したほうの鼻の中が痛み始め、鼻くそがそちらのほうからたくさん出るようになり、出血がはじまり、手術の時に切開したところからプロテーゼが露出します。このような、プロテーゼの露出という合併症は、手術テクニックの良し悪しによって、90%以上は防止できますが、根本的な原因として、プロテーゼそのものの硬さといったものがあります。
エンドプラストの場合には、ゼリー状で柔らかい材質なので、このような、長期経過の中での露出といった合併症はありません。また、この柔らかさから、大きくそびえ立つような鼻を作成することができませんので、大きすぎる挿入物が原因で、露出するようなこともありません。
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注射で鼻を高くする(エンドプラスト・ヒアルロン酸) 1

注射で鼻を高くする方法には、ヒアルロン酸を使用する方法と、エンドプラストを使用する方法があります。どちらも、注射をする方法ですので、結果としては大きく変わりはありません。しかし、エンドプラストはゼリー状の固体、ヒアルロン酸は液体ですので、鼻筋を細く作りたい場合には、エンドプラストが向いています。ヒアルロン酸の場合には、液体ということもあって、鼻筋を細く作ることが、非常に難しいのが現状です。また、ヒアルロン酸は、約1年で吸収されてしまうため、その隆鼻効果は、約6カ月です。
注射で鼻を高くする方法のメリットは、何といっても、術後の経過が非常に楽なことです。処置の直後から、腫れはほとんどなく、ヒアルロン酸の場合には当日から、エンドプラストの場合でも翌日から、お化粧や洗願が可能です。このことは、会社帰りに処置を受けて、翌日、お化粧をして出社することが可能であるということでもあります。

術前と術直後
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術後
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注射で鼻を高くする(エンドプラスト・ヒアルロン酸) 2

「ヒアルロン酸とエンドプラストはどちらのほうがいいですか?」という質問を受けることがあります。
はっきりとは言えませんが、気が変わりやすい人は、ヒアルロン酸のほうが無難かもしれません。ヒアルロン酸の場合には、最終的には、体内に吸収されてなくなってしまうからです。また、ヒアルロン酸は、それを溶かしてしまう注射もあります。ヒアルロン酸を溶かしてしまう注射を打つと、約1週間すれば、ほぼすべての注入したヒアルロン酸が無くなってしまいます。ただし、ヒアルロン酸の注射は、大量に注射を行うと、鼻の高さが出るかわりに、鼻筋が太くなり、いわゆる「オカマ顔」になってしまうことがよくあります。その場合には、やはりそれを溶かす注射を打って、元に戻すこともできますが、注射した物は、全くの無駄になってしまいます。
それに対して、エンドプラストは吸収というものがありません。したがって、効果は永久ということができます。しかし、形を変えたい場合や、元に戻したい場合には、鼻の皮膚に穴をあけて、取り出す処置が必要となります。エンドプラストを溶かしてしまって、吸収させる注射は、今のところありません。
理想を言うと、まず、ヒアルロン酸で、どのように変化するかを確かめてみて、注射したヒアルロン酸を注射で溶かして、1週間待機します。その後、エンドプラストを挿入して、本格的に鼻を高くするのがいいのかもしれません。

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注射で鼻を高くする(エンドプラスト・ヒアルロン酸) 3

ヒアルロン酸を溶かす注射ですが、その成分は、ヒアルロニダーゼという酵素製剤です。ヒアルロニダーゼは、昔、スプラーゼという商品名で、持田製薬から発売されていました。その用途は、プチ整形を元に戻すためではなくて、点滴の針が血管に挿入できない小児に、大量の点滴製剤を皮下注射するためのものです。人体組織、特に皮下組織には、細胞と細胞の間に、接着剤のような役割の一部として、ヒアルロン酸が存在します。このヒアルロン酸を溶かしてやることで、組織の中に薬剤や水分が拡がりやすくするために、点滴の中にヒアルロニダーゼを混ぜたり、注射の前にヒアルロニダーゼを注射したりしていました。
このような、ヒアルロン酸を溶かす作用を利用して、ヒアルロン酸での隆鼻術を元に戻すことに応用しているわけです。溶かされたヒアルロン酸は、分子の単位に分解されているわけですが、そこまで小さくなると、すぐに吸収されてしまいます。そして、すぐに組織内に、適正な量のヒアルロン酸として戻ってきます。

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注射で鼻を高くする(エンドプラスト・ヒアルロン酸) 4

ヒアルロン酸には、ヒアルロニダーゼという、分解製剤があります。しかし、エンドプラストには、そのような分解注射はありません。処置の方法が、注入ではなくて挿入であるというところなどと合わせて、エンドプラストが注入材ではなく、プロテーゼの一種であるという理由の一つです。エンドプラストでの処置を、元の状態に戻すには、挿入したものを除去することが必要です。
除去の方法は、従来のプロテーゼのように、鼻の穴の近くを切開すると言うものではありません。カプセルで囲まれた挿入部分に、皮膚側から針で穴を開け、中から押し出すことになります。ちょうど、歯磨き粉のチューブを絞るような感じです。その後、その穴から細い管を挿入して、抗生物質入りの生理食塩水で、中を洗います。それを、中からエンドプラストが出てこなくなるまで繰り返します。つまり、切開は必要なく、全てが取り除けるというわけです。
しかし、エンドプラストがこのような方法で完全に取り除けるのは、正しく1つの塊として挿入されていることと、術後1ヶ月間の局所の安静が守られていたことの、2つの条件が必要です。術後の1ヶ月間の、局所の安静が守られていない場合、液状化したエンドプラストが、周囲の組織に拡散して、摘出することが非常に困難になります。このような、もしもの場合を考えても、「処置後1カ月はさわらない」という、術後の注意事項はしっかりと守っていただいたほうがいいでしょう。

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注射で鼻を高くする(エンドプラスト・ヒアルロン酸) 5 曲がった鼻も簡単に治せる

最後に、正面からの写真です。同じく、左上から、術前、術直後、術後です。
曲がった鼻を治す方法としては、骨切りを行う方法と、プロテーゼを左右差に合わせて削って入れる方法とがあります。
骨切りを行う方法は、術後1週間の、鼻に対するギプス固定と、2週間のテーピングを必要とします。腫れについても、ボクシングをして負けたようになります。某歌舞伎俳優が、西麻布で殴られた次の日のような状態です。術後2週間で、やっと人前に顔を出せる程度でしょう。そういえば、彼の記者会見も、術後2週間程度経過してからだったと記憶しています。
プロテーゼに左右差をつけて削り出汁、挿入する方法は、かなりのエキスパートでも、困難な手術です。プロテーゼの左右差のために、しっかりと固定しなかったり、左右差が余計に目立ってしまうことが多い手術です。
これらの手術に対して、エンドプラストやヒアルロン酸を注射する方法の場合、左右差などは非常に手軽に修正することができます。

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目と目の間(鼻根)にエンドプラスト~軽度の鷲鼻と段鼻の修正 1

主に目と目の間、いわゆる鼻根と呼ばれる部分が低いことにより、鷲鼻になっているモニターさんです。

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目と目の間(鼻根)にエンドプラスト~軽度の鷲鼻と段鼻の修正 2

エンドプラストは、これまで何度もお伝えしてきたとおり、注入物ではなく、挿入物(プロテーゼ)です。注射器で挿入可能なので、よく、注入物(フィラー)と混同されるのですが、注入物とは違い、一塊として挿入されます。

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目と目の間(鼻根)にエンドプラスト~軽度の鷲鼻と段鼻の修正 3

従来の鷲鼻の手術は、患者さんにとって、大変な手術でした。まず、鷲鼻を形成している、鼻のコブを、削るか切り取る必要があります。

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目と目の間(鼻根)にエンドプラスト~軽度の鷲鼻と段鼻の修正 4

では、鷲鼻のコブを切り取らずに、プロテーゼで鼻を高くすると同時に、コブを目立たなくすることはできないのでしょうか?

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目と目の間(鼻根)にエンドプラスト~軽度の鷲鼻と段鼻の修正 5

プロテーゼを使用した鷲鼻の修正手術で、鷲鼻を形成しているコブの部分を削ってから、プロテーゼを挿入すると言う方法があります。この方法は、20年くらい前から15年くらい前まで、比較的流行した方法です。

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隆鼻術~エンドプラストで鼻根を高く 1

エンドプラストでの隆鼻術の症例です。元々鼻筋が極端に低く、そのために額が前に飛び出した印象があります。

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隆鼻術~エンドプラストで鼻根を高く 2

プロテーゼによる隆鼻術は、日本国内でもその歴史は古く、文献上に残っているものでも、1920年前後(大正時代)に遡ることができます。

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隆鼻術~エンドプラストで鼻根を高く 3

ヒアルロン酸の注入による隆鼻術の歴史は比較的新しく、始まりは1990年代の終わり頃のことです。

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隆鼻術~エンドプラストで鼻根を高く 4

ヒアルロン酸の注入による隆鼻術のメリットは、何と言っても術後の腫れや内出血が全く無いと言っていいほどであることです。

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隆鼻術~エンドプラストで鼻根を高く 5

前記事では、ヒアルロン酸注入での隆鼻術について触れましたが、注入式の隆鼻術については悲惨な歴史があることも事実です。

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