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アゴの症例:記事一覧

アゴ あご 顎  エンドプラスト

エンドプラストを顎に使用した症例です。

 

エンドプラスト 顎 あご アゴ

エンドプラストで顎を前に出した典型的な症例です。

 

エンドプラスト 顎 アゴ あご

前回同様、アゴのエンドプラストです。

 

エンドプラスト 顎 あご アゴ

エンドプラストで顔を長くせずに、アゴを整えたい」という希望です。

 

エンドプラスト 顎 あご アゴ 30代モニター

「とにかく、アゴを尖らせて、シャープな印象を」という希望のモニターさんです。

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エンドプラスト 顎(あご)を尖らせる 1

30代前半のモニターさんです。エンドプラストで顎を前に出して尖らせることを目的で来院されました。

 

エンドプラスト 顎(あご)を尖らせる 2

モニターさんの、左斜めからの症例写真です。顎先が斜め下前の方向に、ほっそりと出ているのがわかります。

 

エンドプラスト 顎(あご)を尖らせる 3

反対側(右斜め前)からの症例写真です。

 

エンドプラスト 顎(あご)を尖らせる 4

同じモニターさんの、左真横からの症例写真です。

 

エンドプラスト 顎(あご)を尖らせる 5

やはり同じモニターさんの、今度は右真横からの症例写真です。

 

エンドプラスト 少しだけ顎(あご)を尖らせる 1

顎を大きくするとか、前に出すとかいったコンセプトではなく、少しだけ尖らせるといったコンセプトでの手術を行った方の写真です。

 

エンドプラスト 少しだけ顎(あご)を尖らせる 2

先回の記事のモニターさんの、斜めからの写真です。

 

エンドプラストで、しっかりとアゴ 1

以前に、「エンドプラストでアゴを尖らせる」という写真を掲載したと思いますが、今回は、しっかり、ガッツリと、エンドプラストでアゴを作ったモニターさんです。彼女の場合、病名を付けるなら、小顎症ということになるのでしょうが、下あごの歯列は、ほぼ正常でした(理想的な咬合とは言えませんが)。
まずは、正面からの写真です。

 

顔の輪郭がすっきりとし、何だか垂れ下がった印象のあった頬の肉も、目立たなくなりました。
やはり、周囲は、「何だか痩せた?」といった反応があったそうです。

エンドプラストで、しっかりとアゴ 2

斜めからの写真です。術前は、「ほとんどない」に等しい状態のアゴが、しっかりと作成できています。
アゴを出したいという希望の患者さんの中には、口を閉じたときに、アゴに梅干し状のシワが入る方が多くいます。その場合には、エンドプラストを挿入するときに、ボトックスを併用するほうがいい場合があります。理由は、そのような患者さんは、口を閉じるときに、アゴのしわのところに力が入っていて、エンドプラストを押さえつける状態になるからです。エンドプラストは柔らかいプロテーゼですから、皮膜が完成するまでは、押さえつけると、十分な高さが出ないことがあります。ボトックスを併用するべきかどうかは、担当医に相談してみるといいでしょう。

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エンドプラストで、しっかりとアゴ 3

反対の斜めからの写真です。

 

先回、アゴのエンドプラストによる整形にはボトックスを併用するのがいい場合があるということを、お伝えしましたが、従来型のプロテーゼの場合はどうでしょう?やはり、アゴに梅干しシワができる方は、ボトックスを併用したほうがいいのでしょうか?

答えは、YESです。いや、従来型のプロテーゼだからこそ、併用したほうが安全な場合が多いのです。ボトックスを併用しないと、エンドプラストの場合には、前方への突出が十分に出ないということで済みます。この場合には、エンドプラストを追加挿入すれば、前方への突出が得られます。しかし、プロテーゼの場合には、プロテーゼが下唇側に上昇し、最悪の場合、口腔内の傷から脱出してしまいます。どちらの場合も、摘出して再手術が必要です。

エンドプラストで、しっかりとアゴ 4

真横からの写真です。この角度が一番よく分かるかもしれません。

 

アゴを出す手術とボトックスの併用の話ですが、ボトックスの効果が切れた後は、どうなるのか?ということがあります。残念ながら、ボトックスの効果が切れると、梅干しは再び戻ってきます。しかし、幸いなことに、その梅干しは、手術前よりも小さくなっています。術前は紀州の南高梅だったのが、術後は小梅、といった具合です。したがって、小梅で我慢できるくらいであれば、再びボトックスを注射する必要はないでしょう。

エンドプラストで、しっかりとアゴ 5

反対側の横からの画像です。

 

大きな梅干しをアゴに持ったまま、ボトックスを併用せずに、従来のシリコンなどのプロテーゼの手術をうけることは、不可能なのでしょうか?じつはもうひとつ、方法があります。顎の骨にプロテーゼをビスで固定することです。こう聞くと、少し大がかりで、怖い印象を持つかもしれませんが、これは、歯科のインプラントとほぼ同じ手技です。ビスで骨に固定することで、プロテーゼが、梅干しを作る筋肉に、押し上げられないようにするのです。
「そんなことしなくても、術後にテーピングをしっかりとしておけば、大丈夫」とか、「中を糸でしっかりと縫っておけば大丈夫」という、希望的な意見もあります。心に希望を持つのはいいことですが、これは希望ではなくて単なる楽観です。
テーピングは、最大で1週間もすれば、長いほうです。その1週間の間では、傷はしっかりとはつながっていません。傷がない状態の、約10%の張力にしか抵抗できません。一方、プロテーゼを押し上げる、梅干しを作る筋肉は、口を閉じるたびにしっかりと収縮し、その度にプロテーゼを傷がある口腔前庭(唇の裏側)に押し上げようとします。つまり、弱い力だが、慢性的に力が加わるのです。そうすると、最初はよくても、術後1カ月くらいで、プロテーゼの上昇が目立ってきます。雑草が、アスファルトを突き破って生えてくるのに似ています。
糸で中縫いをするのは、テーピングに比べれば、幾分は現実的です。しかし、溶けない糸で縫合しても、糸が、最初の張力を保てるのは術後1カ月までです。術後1カ月で、糸の張力は、どんなに強くても最初の60%まで低下します。そして、術後3ケ月では、その張力はほとんど残っていません。その時期までに、傷のつながり具合は、傷のない状態の、約30%の張力に耐えられるのみです。ごく小さなプロテーゼなら、移動しないかもしれませんが、大きなプロテーゼでは、このくらいの張力では、移動してしまいます。中縫いをしていても、プロテーゼの移動を防止するのは、なかなか困難なのです。

エンドプラストでアゴを出す 1

エンドプラストでアゴを出したモニターさんです。
顔面のバランスが非常によくなったと思います。
ここで言う顔面のバランスとは、あごに関連して言うと、以下のようになります。
1)眉毛の下端から鼻の下までの距離(所謂、鼻の長さ)と、鼻の下からアゴ先までの長さがほぼ同じ
2)鼻の下から唇の中心までの距離が、唇の中心からアゴ先までの距離の二分の一
ということです。
これらのバランス論に照らし合わせてみると、術前の状態は、唇の中心からアゴ先までの距離が不足しています。術後は、エンドプラストによって、このバランスが改善しました。
また、1)の、眉毛の下端から鼻の下までの距離(所謂、鼻の長さ)と、鼻の下からアゴ先までの長さに関しても、同様にバランスが改善しているのですが、モニターさんとの契約の関係上、お見せすることができないのが残念です。

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エンドプラストでアゴを出す 2

アゴの美容整形の中で、一つのポイントなのですが、アゴの突出は、下唇の厚さに影響を及ぼします。
下唇の厚さは、もちろん唇そのものの厚さによって決まる部分もありますが、正面から見たときの厚みは、唇の前後の傾きによって、大きく異なってきます。つまり、下唇が前方に傾いていると、厚くなり、後方に傾いていると薄くなります。これは即ち、下の歯が前に出ていると下唇が厚くなり、アゴが前に出ていると下唇が薄くなるということです。因みに、受け口の人は、ほとんどの方で下唇が分厚くなっています。逆に、出っ歯の場合には、下唇が薄い場合が大半を占めます。また、「あごがない」といった方の場合には、下唇が厚くなっている場合が多いです。前回の記事の、正面からの症例写真でも明らかな通り、下あごが前に出ると、下唇が薄くなっているのが分かると思います。
この記事の、斜めからの写真でも、術後は下唇が少し薄くなり、上唇とのバランスに変化が生じていることがお分かりかと思います。
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エンドプラストでアゴを出す 3

最近の比較的若いアイドルの顔を見ると、目がぱっちりしていて、鼻がしっかりしているのは勿論ですが、アゴにも特徴があります。それは、アゴ先の幅が狭いことです。具体的には、唇の両端から垂直に下に向かったところの、アゴの幅です。この部分が非常に狭いため、顔の下3分の1が小さく見え、目元と鼻が強調される顔立ちとなっています。つまり、アゴが小さいのですが、それだけではありません。アゴが小さくて「尖っている」のです。
「小顔」というとそれまでかもしれませんが、より小顔に見える要素が、この顎先の幅にかかっているのです。アゴ先の幅が狭い(尖っている)と、顔面の縦の線が強調されるため、顔の幅自体もせまく見えます。アゴ先に何かを挿入すると、その分だけ顔が大きくなるのではないかと、心配される患者さんもいますが、入れ方によって、むしろ顔が小さく見えるというのが事実です。
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エンドプラストでアゴを出す 4

アゴの先に、普段から梅干しに似たシワがある人は、エンドプラストの処置を受けるときに、ボトックスでこのシワをなくしておくといいでしょう。
と言うのは、このシワは、知らず知らずのうちに、口をしっかりと閉じるように、口元に力を入れているためにできているシワなのです。そして、このシワを作る筋肉は、アゴ先を皮膚によって押さえてしまっています。この筋肉の力をボトックスで弱めておくことで、エンドプラストがその部分にしっかりと厚みをもって挿入されることになり、アゴを出す効果が倍増します。
エンドプラストの周囲にコラーゲンの膜がしっかりと形成され、安定した状態になるのは1ヶ月後です。ボトックスは、約3カ月くらいの間、効果を発揮します。したがって、エンドプラストが膜によって安定した後には、ボトックスの効果が切れるのですが、その頃には既に、エンドプラストによって、シワができていたところの皮膚が前方に押し出されています。すなわち、ボトックスの効果が切れた後も、この、皮膚が押し出されている効果によって、この部分の梅干し状にしわも、浅くなっているということです。
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エンドプラストでアゴを出す 5

エンドプラストの術後については、鼻であれアゴであれ、通常は、腫れはほとんどありません。もちろん、患者さんの体質的なことや、挿入時の手技の問題など、細かい違いはあります。しかし、従来の手術のように、プロテーゼを挿入するスペースを作成してから挿入するといったことではなく、挿入と同時にスペースが作成されるということが、腫れを出さない大きな要素となっています。
当院の患者さんに、1週間後の検診時に質問してみると、約90%の患者さんは、「腫れなかった」と答え、約8%の患者さんは、「少しむくんだけれど誰にも分らなかった」と答えています。このことからも分かる通り、ほぼ全例が腫れを伴う、従来のプロテーゼ手術と比較しても、「腫れない」手術であることが分かると思います。
これに対して、ヒアルロン酸の注入の場合、やはりエンドプラストと同様に、腫れない処置であることに変わりありません。しかし、その効果は一時的なもので、約6カ月に1回から1年に1回の追加注入を必要とします。さらに、ヒアルロン酸は液体ですので、組織の間に流れやすく、鼻筋が太くなったり、アゴの幅が広くなったりしやすいので、注意が必要です。
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アゴにエンドプラスト(アゴを尖らせる) 1

アゴを尖らせて、少しだけ長く見せたいという希望のモニターさんです。
術前は、かなり丸い印象のアゴで、非常に幼い印象でした。しっかりとアゴを前に出す場合には、エンドプラストよりもプロテーゼのほうがいいのですが、プロテーゼ挿入手術は、どうしても術後の腫れやテープ固定など、回復期間に合わせたケアが必要ですので、簡単に手術には踏み切れません。しかし、少しだけの変化で構わない場合には、エンドプラストで十分に目的を達成できるでしょう。
また、アゴを下方向に尖らせたい場合には、プロテーゼでの手術は、手術の規模が大きくなりがちです。なぜかというと、プロテーゼの挿入は、一般的には口の中から行うのですが、下方向に尖らせる場合には、切開創からプロテーゼを挿入する部分までの距離が遠くなるためです。
エンドプラストの挿入の場合には、注射器と細いカニューレを使用して、アゴの表面からの挿入ですので、挿入部分までの距離は短く、目的の部分への挿入が、比較的容易なのです。

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アゴにエンドプラスト(アゴを尖らせる) 2

エンドプラストは、ヒアルロン酸のような液体の注入ではなく、ゼリー状の固体の挿入です。ヒアルロン酸を注入すると、注入したものは、組織の中にもぐり飲んで行って、細胞と細胞の間にある程度拡散します。しかし、エンドプラストは固体ですので、組織の間に拡散しません。一塊となって、シリコンやゴアテックスのプロテーゼのように、挿入したところの組織を盛り上げます。挿入された後は、その周囲に、やはりプロテーゼと同じようにカプセルという膜が形成されてきます。このカプセルが、約1カ月かけて完成することによって、挿入したエンドプラストの形や位置が安定します。逆に言うと、カプセルが完成しないと、形も位置も安定しないということです。したがって、術後1ヶ月間は、挿入したところを強く押さえたり、マッサージをすることは厳禁です。プロテーゼが挿入されたところにできるカプセルと違うところは、その厚さが薄くて柔らかいことです。この、薄くて柔らかいカプセルの性質は、バストに挿入した時などに、豊胸術の最大の合併症であるカプセル拘縮(硬く変形すること)を防いでいます。

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アゴにエンドプラスト(アゴを尖らせる) 3

参考までに、エンドプラストではなく、通常のプロテーゼによる手術の場合について、説明します。
アゴに対するプロテーゼ手術の場合、通常、口の中を切開して、プロテーゼが挿入されるポケットを作成して、そこにプロテーゼを挿入します。術後の経過は、3日間のテーピングが必要なのと、3日間は堅い食物の摂取が禁止になります。腫れは約1週間を見ておくといいでしょう。
プロテーゼ挿入の際にテーピングが必要な理由は、圧迫を加えることで、ポケットの中に、血液や浸出液が貯留するのを防止することが第一の目的です。手術の際には、止血を確認してから切開創を閉じるのですが、その後の少量の出血については、圧迫して止血することが必要です。浸出液に関しても同様です。もし、テーピングを施さなければ、プロテーゼが血液や浸出液の中に浮遊する状態となり、位置がずれる原因となります。
それに対して、エンドプラストの場合には、エンドプラストの挿入そのものが、ポケットの作成になりますので、血液や浸出液が貯留するスペースが存在しません。したがって、賛否両論ありますが、当院では、エンドプラストの処置の場合には、テーピングは行いません。

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アゴにエンドプラスト(アゴを尖らせる) 4

エンドプラストの術後の注意事項の一つに、約1ヶ月間は、挿入した部分を触らないことがあります。「触らない」と言っても、化粧や普通に洗顔をするくらいはかまいません。ただし、強く擦るような洗顔や、パッティングを加えるような化粧法は、厳禁です。また、超音波美顔器については、挿入した部分には、約1ヶ月間は照射することは厳禁です。
これらの注意事項は、液状化の防止のためです。エンドプラストは固体ですが、注射器で挿入できる、ゼリー状で柔らかい物質です。その物性上、慢性的に圧力を加えるようなマッサージを行うと、液体に変化してしまいます。ちょうど、ゼリーや羊羹、豆腐などををかき混ぜてしまうと、液体になってしまうのと同じことです。周囲にカプセルがしっかりと完成していない時期に、液体になってしまうと、周辺の組織に浸潤し、変形や、最悪の場合、肉芽腫の発生と言ったことになります。この、カプセルが完成するのが、術後約1ヶ月後ということです。
術後1カ月経過して、カプセルが完成してしまうと、形がそのカプセルによって安定してしまうため、中で液状化しても、特に問題はありません。

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アゴにエンドプラスト(アゴを尖らせる) 5

顎先がほとんどなくて、あごを大きく前に出したい場合には、やはり、顎の骨を切って、前方にスライドさせる方法が、最も適しています。それは、エンドプラストやプロテーゼでは、顎に存在する筋肉の動きを変化させることができないからです。
顎が極端に引っ込んでいる人は、大抵の場合、口を自然に閉じるのに困難があります。口を閉じたときには、顎先に力を入れて、しわができてしまいます。そのシワは、ちょうど、梅干しのような外観で、いわゆる、「顎先の梅干し」などと表現されます。このシワのできる人は、顎先を筋肉で強く押さえているからしわができています。このような状態に、エンドプラストを挿入すると、慢性的にマッサージ効果が加わっていることになり、液状化の危険性が高まります。また、プロテーゼの場合には、プロテーゼを口腔内の傷の方向に押し上げることになります。そうすると、エンドプラストの場合には変形をきたし、プロテーゼの場合には、口腔内へのプロテーゼの露出といった、最悪の結果にもなりかねません。
このような合併症を防止するには、術前や術中に、顎先にボトックスを注射して、筋肉の動きを制限しておくという方法があります。大抵の人は、これでエンドプラストの挿入が可能になるのですが、しかし、これも限度と言うものがあります。ほとんど顎が無くて、常に顎に梅干し状のしわを作っている人は、この方法でも追いつきません。したがって、自分の骨を切って、スライドさせる方法を選択せざるを得ないこともあるのです。

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顎(アゴ)の梅干ができる下顎後退 エンドプラスト 1

アゴの梅干し状のしわができるモニターさんです。顎先自体は、かなり後退していて、ほとんど顎先の骨がない状態です。従来であれば、シリコンやゴアテックスのプロテーゼを挿入したり、顎の骨を切って前方に移動させる手術の適応です。このように、高度の顎先の後退がある場合には、顎の骨を切って前方に移動させる手術のほうが、骨に付着している筋肉の位置を、骨と同時に移動させることができるため、梅干し状のしわや、顎の骨自体の形状を考えると、自然な仕上がりとなります。シリコンプロテーゼやゴアテックスの場合には、プロテーゼが上のほうにずれ上がり易いという欠点があり、その場合には、骨に固定用のビスを捻じ込んで、上方への移動を防止する必要があります。
このように、比較的修正が困難なのが、高度の下顎後退状態にある患者さんなのですが、今回は、エンドプラストでの修正を希望されて、治療を受けています。

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顎(アゴ)の梅干ができる下顎後退 エンドプラスト 2

顎に梅干し状のしわができる原因ですが、いくつかの要素が組み合わさってできています。
梅干し状のしわができるのは、主に、下顎が上顎に対して、大きく後退している場合が多いのが現状です。その場合、口を閉じるときに、上顎に向かって下唇を大きく上昇させて、上顎の歯を隠してしまう必要があります。それは、人体の構造上、口を閉じる動作をする際には、上唇を下に下げることができないからです。上唇を下に下げようとすると、どうしても、下顎の骨は、口を開く方向に動いてしまいます。したがって、下顎が上顎に対して、大きく後退している場合には、口を閉じようとすると、下唇をしっかりと上昇させようとします。その時に、顎の先の筋肉に力が入ります。この筋肉は、顎先の皮膚と唇の周りの口輪筋に付着していますので、ここに力が入ると、顎先の皮膚が引っ張られ、梅干し状のしわが入るというわけです。

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顎(アゴ)の梅干ができる下顎後退 エンドプラスト 3

顎が後退していない場合には、すでに口輪筋と顎先の皮膚とが接近しています。また、この顎先の筋肉で、この部分に力を入れて、唇を無理に持ち上げなくても、口を閉じることが可能です。したがって、しっかりと口を閉じる場合以外、つまり普通に口を閉じる場合には、顎先の筋肉は収縮せず、梅干し状のしわができないのです。しかし、顎が大きく後退している場合には、口輪筋と顎先の筋肉の距離が遠く、この、顎先の筋肉を収縮させないと、下唇が十分に持ち上がらず、口を閉じることができません。顎が大きく後退している人は、この動作を常に無意識に行っており、このことは、プロテーゼやエンドプラストを挿入した後も変わりがありません。そうすると、この筋肉によって、挿入物が常に下から上に押さえられている状況が発生しているわけです。これらの理由で、プロテーゼを挿入する際には、骨に固定用のビスを捻じ込んで、上方への移動を防止する必要があるのです。では、エンドプラストの場合にはどうなのでしょうか?

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顎(アゴ)の梅干ができる下顎後退 エンドプラスト 4

エンドプラストは、固体なのですが、柔らかい物質であるため、注射器での挿入が可能な、非常に手軽な処置で顎の後退を修正できる、便利な挿入物です。しかし、この柔らかさが、注射器で挿入できるという、いい面を発揮する反面、プロテーゼのようにビスで固定するということができません。また、液状化防止のために、術後1か月間は、挿入部分のマッサージなどは禁止です。これでは、口を閉じるたびに、無意識のうちに顎先の筋肉を収縮させて、顎先に梅干し状のしわができる、顎先が大きく後退している人の場合には、術後1か月間は、口を閉じるのを禁止しなければなりません。これは、現実的には無理な話です。日常生活上、口を閉じるという動作は、たとえば物を食べるときや、うがいをするときには必ず必要な動作であり、会話の際にも、口を閉じることによって発音しなければならない音は、たくさんあります。また、睡眠中には、本当に無意識に口を閉じることもあるでしょう。
そこで、エンドプラストの挿入を行う場合には、ボトックスの注射を併用します。

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顎(アゴ)の梅干ができる下顎後退 エンドプラスト 5

ボトックスは、皆さんよく御存じのとおり、注射した部分のみ、筋肉を麻痺させて、筋肉を収縮させなくして、しわをとる注射です。これを、顎先の、梅干し状のしわを作っている筋肉に注射します。そうすることで、エンドプラストを挿入した後も、口を閉じるたびに発生する、エンドプラストを押し上げる動作や、マッサージ運動を抑制できます。当然、このボトックスを併用する方法は、プロテーゼ挿入の際にも応用できます。術前にあらかじめ、ボトックスの注射を行うことで、プロテーゼの上方への移動を防止するのです。
ボトックスを注射した後は、顎先の筋肉を麻痺させているので、力を込めて、しっかりと口を閉じることができなくなる人もいます。しかし、たとえそのような状態になっても、日常生活上、不自由を感じるほどのものはありません。当然、発音や食事にも、支障がありませんので、安心してください。

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エンドプラストⅡで隆鼻術・顎の輪郭(術前・手術直後・1週間後・1か月後) 1

エンドプラストで鼻と顎を手術したモニターさんです。使用したのはエンドプラストⅡです。

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エンドプラストⅡで隆鼻術・顎の輪郭(術前・手術直後・1週間後・1か月後) 2

鼻を高くする方法としては、大きく分けて2つの方法があります。一つは手術で高くする方法。もう一つは注射で高くする方法です。

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エンドプラストⅡで隆鼻術・顎の輪郭(術前・手術直後・1週間後・1か月後) 3

注射で鼻を高くする方法は、注射するもので鼻の組織を盛り上げるという方法です。手術ではなくて注射ですので、一般的には腫れません。

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エンドプラストⅡで隆鼻術・顎の輪郭(術前・手術直後・1週間後・1か月後) 4

エンドプラストやエンドプラストⅡによる治療は、注射器を使用しての挿入ですので、どうしても注射で鼻を高くする方法(注入法)と間違えられることが多いのですが、基本的なコンセプトとしては、プロテーゼを挿入する手術と同様になります。

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エンドプラストⅡで隆鼻術・顎の輪郭(術前・手術直後・1週間後・1か月後) 5

エンドプラストはゼリー状の柔らかい固体で、それを注射器で挿入します。挿入後、約1か月かけて周囲にコラーゲンを主成分とした膜が形成され、形態と位置が安定します。

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アゴをエンドプラストで前に出す 1

エンドプラストで顎を前に出したモニターさんです。術後は顎がしっかりととがった感じで、顔全体に対する輪郭への影響も、大変見栄えのする状態になりました。

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アゴをエンドプラストで前に出す 2

日本人の顔の輪郭の特徴とは、どのようなものでしょうか?それは一言で言って、「顔が大きい」ということです。

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アゴをエンドプラストで前に出す 3

では、このような日本人の骨格に対して、どのように整形すればより美しくなるかというと、まず、「顔の面積を大きくするようなことはしない」ということです。

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アゴをエンドプラストで前に出す 4

あごと口元の関係を語るときに、忘れてはならないのが、「エステティック・ライン」という概念です。

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アゴをエンドプラストで前に出す 5

日本人を含めた東洋人の顔面の骨格は、総じて平坦であるといわれます。頭の形を上から見てみると、欧米人は前後に長細く、東洋人は円に近い形をしています。

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顎のエンドプラスト 1

エンドプラストでアゴを前に出したモニターさんです。術前は、かなり顎がない状態だったのですが、エンドプラストで前に出すことで、顔貌のバランスが取れて、状態としては改善しています。

 

顎のエンドプラスト 2

エンドプラストは、注射器で挿入することのできる新しいプロテーゼです。手術操作そのものは、ヒアルロン酸の注入などと大差ありません。

 

顎のエンドプラスト 3

エンドプラストとエンドプラストⅡの使い分けについては、一言で言うと、柔らかい組織の代わりをさせたい時にはエンドプラスト、硬い組織の代わりをさせたい時にはエンドプラストⅡといった具合です。

 

顎のエンドプラスト 4

エンドプラストはプロテーゼの挿入手術であるとはいえ、その術後の経過としては、ヒアルロン酸などの注入と変わりありません。

 

顎のエンドプラスト 5

エンドプラスト挿入の手術は、まず、通常の手術の準備に従って、顔面を広い範囲で消毒します。そして、手術用の敷布で患部以外の部分を覆います。

 

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