ニキビ跡とたるみにイントラセル 6

イントラセルの施術は、基本的に皮膚の奥深くからの再生です。そのため、その効果は大きな即効性を伴ったものではありませんが、効果の持続期間や効果の大きさについては、他の機器を大きく凌駕したものです。
 


イントラセルは、RF(高周波電流)のエネルギーを、皮下の表在筋膜層から皮下脂肪層、さらに真皮の深層から表層に至るまで、表皮の障害を回避した状態で作用させることのできる機器です。このような機器は、レーザーや他のRF(高周波電流)を使用したものでは一切見当たりません。この表皮の障害を、絶縁した極細の針(マイクロニードル)で回避したことが、逆に患者さんから見たときに、皮膚の表面の変化が鈍いように感じることとなっています。しかし前述のように、フラクセルのように表皮の障害を発生させると、確かに皮膚の表面が障害を受けて変化するため、術後少し経過すると、一見、良くなった錯覚に陥り、即効性を感じたような気になります。イントラセルは皮膚の中あるいはそのもっと奥の組織からの再生を行う機械ですので、このような現象は発生せず、じんわりと皮膚や皮下組織に効果が発生し、効果そのものの正味が最初から発生するのです。つまり、良くなったという錯覚に陥らせることがない分、即効性は感じにくいのですが、その効果は大きなものがあるということです。