たるみ・ニキビ・ニキビ跡・毛穴~イントラセルで治療 4

イントラセルの場合には、前述のように、高周波を使用した機器です。そして、高周波の発生源は、皮膚の中に差しこまれた、極細の針の先です。
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高周波は、いわゆる電流の一種で、音の一種である超音波とは、その性質が違います。超音波は物質を振動させて、直線的に伝わっていくものですが、高周波は電流の一種ですので、物質の中を「流れる」ものです。したがって、高周波が流れやすい物質と、流れにくい物質があります。したがって、その作用の強弱には、物質によって違いがあるということです。具体的には、人体の中で、コラーゲンは高周波を流しやすい物質です。つまり、イントラセルを人体に使用した場合、皮膚の中に差しこまれた極細の針の先である発生源から、主としてコラーゲンを通して、高周波電流が流れるということができます。コラーゲンが多く含まれる人体の組織は、勿論、皮膚と腱や筋膜ですから、皮膚のたるみや表在筋膜群(SMAS)を通した皮下組織のたるみにも有効に作用し、その他の皮下脂肪や神経組織などへの作用が最小限であるということができます。