頬のたるみにウルトラV-リフト 2

では、そのような細い針で挿入する細い糸で、どうして即効性のリフトアップ効果が得られるのかと言うことです。これには、やはり2つの側面があります。一つは糸そのものの物理的性質としての「皮膚の支え」というもの。もう一つは糸の「鍼」としての役割です。
2011_1025_022535AA.JPGのサムネール画像 2011_1025_032522AA.JPGのサムネール画像


2011_1108_024721AB.JPGのサムネール画像 2011_1201_063654AA.JPGのサムネール画像
ウルトラV-リフトの手術は頬だけでも、両頬合わせて100本近くの糸を挿入します。これらの糸は、皮膚の下に挿入するわけですが、皮膚の下の脂肪層には、脂肪細胞だけでなく、脂肪細胞を区切って支え、そして皮膚に連なって皮膚と脂肪組織をつないでいる繊維があります。たるみというのは、皮膚が伸びて余っただけではなく、これらの繊維が皮膚や脂肪組織を支える力が低下したのも、一つの原因です。そこに糸が入ることで、挿入された糸が繊維の代わりに皮膚を支えることにもなり、さらに繊維の添え木的な働きも発揮するということです。
さらに、針を用いて挿入することで、「美容鍼」の効果も同時に得られます。美容鍼の効果は、施術後すぐにたるみの改善として見られるわけですが、通常は1週間もするとまったく失われてしまいます。しかし、ウルトラV-リフトの場合には、この鍼の効果が、糸を埋め込んでおくことで、糸が溶けてなくなってしまうまでの、半年から1年の間持続します。つまり埋め込んでおく糸が溶けてなくなるまで、美容鍼の針の代わりを、その糸が演じるというわけです。

One Reply to “頬のたるみにウルトラV-リフト 2”

  1. k より:

    なるほど。皮膚のたるみは皮膚が伸びて余っただけではないんですね。

コメントは受け付けていません。