前腕の刺青切除手術

刺青の取り方には、大きく分けて、レーザーを使用する方法と、手術で切り取ってしまう方法があります。レーザーを使用するほうがいいのは、除去を急がない場合で、黒または赤の刺青、かつ、表面の盛り上がりがない場合です。逆に、表面の盛り上がりがあったり、赤や黒以外の刺青や、除去を急ぐ場合には、手術で切除してしまう必要があります。
こちらのモニターさんの場合は、黒一色なのですが、表面に盛り上がりがあるため、手術で切除する必要があります。幸いにも、刺青自体の形が横に細長く、幅も広くないため、1回の切除手術で治療が完了しました。
術前です。
2010_0813_024646AB.JPGのサムネール画像
術後1ヶ月目
2010_0911_231207AA.JPGのサムネール画像
術後3カ月目
2010_1116_062322AB.JPGのサムネール画像
刺青の幅が広い場合には、数回に分けて、周囲の皮膚が伸びるのを待ちながら、手術を行います。しかし、除去を急ぐ場合や、幅が広すぎる場合には、植皮と言って、刺青を切除したところに、背中やヒップなどから皮膚を持ってきて移植することが必要です。

2 Replies to “前腕の刺青切除手術”

  1. 一児の母 より:

    つくづく、イレズミは入れるものじゃあないなぁ・・・って、日本在住の身としては、実感してしまいます。
    もっと大きい範囲になると、ここまでのきれいな傷では終わらないってことですよね?

  2. minami より:

    そのとおりです。大きな範囲になればなるほど、傷跡も大きくなります。
    それに従って、費用も高額になります。

コメントは受け付けていません。