鼻翼縮小・鼻尖縮小+耳介軟骨移植 の症例写真 2

鼻尖縮小術とは、鼻先を小さくする手術のことで、これを希望される患者さんは、大多数の方が、鼻先を細くしたいと希望されます。
 
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手術の方法としては、まず、両側の鼻の穴の中を切開します。位置的には鼻の穴の約1㎜奥の部分を、形的には鼻の穴の縁に平行に、半円を描くようにデザインします。次に、そこから手術用のハサミ(剪刀)を使用して、鼻先の皮膚と鼻翼軟骨を剥がします(剥離)。剥離が終了したら、鼻翼軟骨を切開線から引き出しつつ、その一部を切除します。その際、左右の鼻翼軟骨は、両側のそれぞれの切開線から引っ張り出されますので、それらの間の繊維性の繋がりは切断されてしまいます。そこで、軟骨の切除が終了した後は、それら左右の鼻翼軟骨を中央で縫い合わせます。この時、その糸をかける位置や本数などによって、術後の仕上がり、つまり、どれだけ鼻先が細くなるかといったことや、鼻先の向きが、軟骨の切除の大きさやその位置と同様に大切なことになってきます。その後、切開線を縫合すれば、手術が終了します。