ふくらはぎにボトックスを注射して美脚 4

ボトックスは、美容外科・美容整形領域ではもっぱらシワ伸ばしに用いられていたのですが、その筋肉を緩める作用が、21世紀に入って、筋肉を細くする用途にも用いられるようになりました。
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最初にボトックスを、筋肉を細くする用途に用いたのは、ドイツの口腔外科医でした。彼は、いわゆる「噛み締め」のクセによって、歯の咬合面が摩耗し、顎関節症になっている患者さんの、エラの筋肉(咬筋)と、こめかみの筋肉(側頭筋)に、噛み締めを防ぐためにボトックスを注射しました。この時に使用されたのは、正確にはイギリス・イプセン社のディスポートという製剤です。そうすると、噛み締めの癖によって肥大化した、エラの筋肉(咬筋)やこめかみの筋肉(側頭筋)が、小さくなったのです。噛み締めと言う動作によって、常に筋トレされていたわけですから、それらの筋肉が肥大していたのでした。元々の治療目的は、顎関節症の治療だったのですが、ひょんなことから、筋肉を小さくする働きを発見してしまったというわけです。この治療は現在、美容外科・美容整形領域では、エラを小さくして、顔をスリムにする方法として定着しています。