肩から二の腕にかけての症例写真 4

そこで肩の部分の脂肪吸引をしようと言うことになるのですが、それが、これまでの一般的な脂肪吸引では巧くいきませんでした。
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その第一の理由が、カニューレ(吸引管)のサイズです。この場合、サイズとは具体的にはその太さのことです。繊維が多く硬い脂肪組織と言うことは、そこに挿入するためのカニューレは、直径が太いと、どうしても力を込めないと脂肪層に挿入できません。それは、カニューレが太いがゆえに、皮下脂肪層内の多くの繊維に引っかかり、それをちぎっていくような形でしか挿入できないからです。そしてこの肩の部分の脂肪層は、太ももや腹部に比べて厚みがありません。したがって直径3㎜以上の太いカニューレでは、術後に凸凹ができるばかりか繊維を多く切断し、その中に存在する神経や血管も同時に切断するという結果になります。それはとりもなおさず、術後の痛みや大きな内出血の原因となり、回復過程もその分遅くなるということです。つまり、直径3㎜以上のカニューレでは、術後は回復も遅く、痛みも強いばかりか、仕上がりも凸凹になるということです。