リップリフト 鼻下を短く・上唇を厚く 5

この手術の切開線は、基本的に、唇側が長く、鼻側が短くなる傾向にあります。
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従来の手術の場合、これらの長さが違う切開線を、皮膚の弾力性を利用して、うまく合うように縫合していました。つまり、鼻側の切開線は長く引き延ばし、唇側を短く縮めながら縫合します。鼻の付け根のところの皮膚は、基本的に、立体的な鼻の組織に直結していますので、あまり伸びません。したがって、唇側を、波にならないように縫い縮めるわけです。波にならないようにとは言っても、皮膚の弾力性にも限界があります。そのため、鼻の下の皮膚の切除幅は、5mmくらいがいいところでした。しかも、人間の体は元に戻ろうとする性質があります。このように、無理をかけて縫合した傷は、しだいに唇側に引っ張られて、最終的に鼻の下に露出してしまいます。
そこで、当院では、この鼻の付け根のところの傷を、曲げたデザインにして、その長さを、唇側の切開線により近くなるように、工夫しました。それによって、鼻の下の傷は、下にさがって露出することも無くなり、また、皮膚の切除幅=リフトされる高さも、約10mmまでと、旧来の方法の2倍にできました。