乳房縮小術~内視鏡手術とプラズマリポで、Gカップが、目立たない傷で垂れ下がらずにDカップに 5

乳房の構造は、脂肪層の中に、単純に乳腺が浮いているのではありません。乳腺は、乳腺膜という、非常に薄い膜で取り囲ませています。その膜からは、クモの巣のように、靭帯が四方八方に伸びています。その終点は、下は肋間筋や大胸筋の筋膜、内側は頬骨付近の大胸筋の筋膜、外側は前鋸筋の筋膜、上は鎖骨付近の大胸筋の筋膜から広頚筋(首の皮膚直下の薄い膜状の筋肉)です。この靭帯は、薄い膜状の構造物で、通常の解剖学の教科書には、省略されて掲載されていません。手術中でも、肉眼で確認するのは困難なほどです。
乳房・バストが垂れ下がるのは、皮膚の伸びとともに、この靭帯の伸びが大きく影響しています。この靭帯を伸ばしてしまう原因としては、
1)急激な体重増加による脂肪層の増量
2)乳腺の巨大化による、支える重量の増加
3)運動不足
4)加齢・老化
などがあります。特に、乳腺の巨大化による重量増加は、上のほうの靭帯を伸ばしてしまいやすいため、乳腺が萎縮すると、乳頭が下を向いた、形の悪いバストになってしまうことが多い原因です。
今回の手術は、この、伸びてしまった上の方の靭帯を、内視鏡を使った、乳腺の大胸筋への縫合で補強して、形を整えたという具合です。