乳房縮小・吊り上げ術 その5

2)色白であること
皮膚の色は、メラニンの含有量によって決定されます。正常の皮膚には、メラニンを作る働きのある、メラニン細胞というものが備わっています。しかし、傷の組織には、このメラニン細胞がありません。したがって、通常、半年ほどすると、最初は赤みがあったり、茶色をしていた傷は、白くなります。すると、もし、皮膚の色が濃い場合、この傷は周囲の皮膚の色とは全く違った色になり、目立ちます。具体的には、乳輪と周囲の皮膚の間に、白い輪っかができた状態になるのです。ここで、色白の方の場合には、この白い傷と、皮膚との境目が目立たないというわけです。
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欧米で、白人のために開発されたこの手術ですが、有色人種の国で開発されなかったのは、やはり、皮膚の性質の差から、奇麗な仕上がりが得られなかったからではないかと予想されます。幸いにして、日本人の場合には、皮膚の性質がバラエティーに富んでおり、この手術の適応となる方も、少なからず存在します。もし、この手術を希望する場合には、術前の皮膚の状態を、しっかりと確認し、担当医のアドバイスに従い、手術に踏み切る必要があります。