乳頭縮小術 これから授乳予定のある方 3

今後、妊娠・出産の予定のない方の場合には、乳頭の形態とその治癒過程の速さを重視して、乳管を塞いでしまう方法を行います。
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それは、乳管温存をすることで、乳頭の縮小効果が小さくなるか、あるいは手術自体が複雑になる傾向があるからです。簡単に言うと、大きな効果が望めなくなるか、傷が多くなるかということです。そこで当院では、今後において出産・授乳の予定のない方については、乳管の温存をお勧めしていません。そのほうが、効果も大きく、傷も目立たないからです。まさしく、「シンプル・イズ・ベスト」といった方針での治療を行います。その場合には、傷は乳頭の根元に隠れてほとんどわからなくなります。しかし、無理に乳管を残そうとして複雑な術式を採用すると、傷が隠れないところにまで出現し、決して美しい仕上がりということができなくなってしまいます。具体的には、乳頭の側面や上面に傷ができ、術後3ヶ月くらいの間はいいのですが、傷の色がなくなってくる術後半年目くらいになると、ピンクや茶色の乳頭に白い傷が目立ってくるようになるのです。商売のうまい美容外科医なら、そのときに、「じゃぁ、乳頭の色を薄くすれば目立たなくなります。」と言って、次の治療で再び収益を上げる方向に持っていくのでしょう。患者さんのほうも、出産や授乳によって、乳頭や乳輪の色が濃くなっていますから、乗り気になると言うわけです。