太もも全体の脂肪吸引 5

一方、脂肪組織側の要素としては、現在は、チューメッセント法(ツーメッセント法,トゥーメッセント法,Tumescent Method)というのが、その根底にあります。
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このチューメッセント法(Tumescent Method)というのは、1990年代から主流になってきた方法です。具体的には、脂肪吸引を施す個所の皮下脂肪組織に、注射口から溢れるほど大量の生理食塩水と血管収縮剤を注射し、脂肪組織を膨化させると同時に、脂肪組織内の血管を収縮させて細くしておく技術です。そのことで、カニューレの直径に対して、脂肪組織の厚みを確保し、相対的にカニューレの直径を、元の脂肪組織に対して小さな割合にし、より細いカニューレとして作用させます。また、血管収縮剤の効果によって、手術による出血量を低下させるという効果もあります。このように、吸引を施される脂肪組織側の準備としては、このチューメッセント法(Tumescent Method)は、20年以上用いられていて、今や脂肪吸引におけるスタンダードなものとなっています。この方法を使用しない場合と言うのは、幹細胞採取を研究目的で効率よく行いたい場合に限られると言っていいでしょう。