太もも全体の脂肪吸引 7

体内式超音波の機器として、最近流行しているのが、ベイザーです。
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このベイザーと言うのは、細長い棒の先から超音波を発振し、その先端に触れた脂肪組織を破壊する(砕く)機器です。この機器は、脂肪組織の破壊能力は非常に優れていて、脂肪組織は、絞るだけでも傷から出てきそうになります。しかし、このベイザーについては、いくつかの欠点があります。一つ目は、脂肪組織を砕くために挿入する棒の直径が太いことです。ベイザーの棒の中で、一番細いものは、直径が3mmあります。この直径3mmの棒は、一般的に顔面用とされ、ボディーには4mm以上のものを使用することが多いようです。直径が太いものを挿入するためには、必然的に皮膚の穴は大きくなり、さらに、それを挿入するための物理的な行為によって、神経や血管のダメージが増加します。実際、アメリカ美容外科学会の公式ジャーナルには、「In Vivo Endoscopy of Septal Fibers Following Different Liposuction Techniques Reveals Varying Degrees of Traumatization」と題して、脂肪吸引前の脂肪組織の処理法を、それぞれ比較しています。方法としては、手術終了後に内視鏡で皮下脂肪組織の中を覗いてみているのですが、それらの中で、ベイザーなどの超音波を使用した機器が、最も多くの神経や血管を切断しているという結果が出ています。