腹部・ウエストの脂肪吸引症例写真 6

美容外科医の陥りやすい、脂肪吸引に対する誤解のその2は、逆に脂肪吸引に対して情熱を感じない美容外科医によるものです。
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美容外科の診療領域は、髪の毛などの頭の先から足の先まで、いわゆる外見に通ずるところは全て、さらに男女の性器にまで及びます。それらの中で、美容外科医にはそれぞれ、好きな手術、あるいは得意な手術というものが出てきます。その際、他の手術と比較すると、脂肪吸引が美容外科手術の中でも、他とは少し違ったものであるということから、興味を持てずに漫然と手術を行い、それで良しとしている場合のことです。
通常、美容外科手術は、切開・内部処理・縫合といった順に行われます。これらの中で、それぞれすべてが手術結果に大きな影響を及ぼすと言っていいでしょう。さらに、これらの手術の過程のうち、特に内部処理の部分において、複雑な過程を辿ることが多く、その部分が腕の見せ所であったりします。例えば、二重瞼の切開法の手術などは、皮膚を切開した後、眼輪筋を切除し、眼窩隔膜を開き脂肪を除去し、皮膚を内部とともに縫合します。そしてそれらのすべての過程が、手術結果に対して影響を持ちます。つまり、手術自体の流れが変化に富んでいると言えます。しかし、脂肪吸引は前述の通り、この内部処理の過程が、カニューレの前後運動だけになってしまいますので、どうしても腕の良さを見せたい美容外科医にとっては、手術に時間ばかりかかって物足りないという印象になってしまいます。実際には、カニューレの前後運動と言っても、その方向や層の深さなど、いろいろなノウハウがあるのですが、この、カニューレの前後運動という動作については変わりがなく、他の手術に比べて手術の流れを単純に感じてしまうのです。