腹部・ウエストの脂肪吸引症例写真 7

つまりこの第二の誤解は、脂肪吸引の他に、多くの種類の手術を執刀できる技量のある医師によるものと言うことができます。
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特に形成外科系の美容外科医の場合、そのキャリアが素晴らしければ素晴らしいほど、手術の流れに関して複雑なものを好む傾向があり、脂肪吸引に情熱を感じないことが多いようです。また通常、日本の形成外科には元々美容外科が含まれなかったという歴史的な事情もあり、脂肪吸引を軽視する傾向があるというのもまた、事実です。そして、実際に形成外科の本流とされてきた再建外科の分野においては、脂肪吸引を行う機会もありません。行うとしても、せいぜいフラップを薄く修正したりする程度です。最近は乳がんの術後の乳房再建に脂肪注入が使用されるようになってきましたので、多少は形成外科で脂肪吸引を行う機会はあるのでしょうが、それはあくまでも注入するための脂肪を採取することが目的で、脂肪吸引自体がメインの手術プロセスではありません。したがって、脂肪吸引にはなじみがない形成外科医が、美容外科医として診療する場合、脂肪吸引には興味を覚えるということが少ないと言えます。そこで、そのような形成外科出身の美容外科医が、ただ漫然とカニューレを前後運動させ、前述の若い情熱的な美容外科医と同じ、脂肪の取りすぎによる凹凸を残すことや、脂肪の吸引量が不足するといった事態が発生するのです。