太ももの脂肪吸引 経過写真 5

麻酔の効果時間の話の続きになります。脂肪吸引を、「硬膜外麻酔や全身麻酔を使用せずに、局所麻酔のみで行うことはできないのか?」という疑問があると思います。現在、多くのクリニックが、「局所麻酔のみで、すぐ帰宅できる」というのを宣伝しています。答えとしては、「ある範囲までは可能」ということができます。
それは、局所麻酔薬といえども、無制限に大量に注射してもよいというわけではないからです。局所麻酔薬も、ほかの薬剤同様、ある量を超えて注射すると、中毒症状を起こします。この中毒症状ですが、血液に中の麻酔薬の濃度によって、発症するかどうかが決まってきますので、体の大小によって、注射できる量が決まってきます。また脂肪組織のような皮下組織に注射するのか、血管の中に直接注射するのかによっても、血液の中の濃度に差がありますので、違いがあります。脂肪吸引の際には、局所麻酔薬は皮下の脂肪組織に注射しますので、それを前提に考えるべきです。
したがって、中毒症状を起こさずに、局所麻酔だけで手術できる範囲というのは、限定されている、つまり、狭い範囲なら可能ということです。
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