頬の前方に脂肪注入 4

このように、軽度のタルミやシワなどは、顔面の脂肪を増やしてやることで改善可能ということになります。
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しかしその際、元の顔貌を大きく変えずに、できるだけ若々しい状態としたいということになります。また、皮下脂肪を包んでいる皮膚は、若い時とは違って、弾力性を失いつつあります。つまり、前述の例えで言えば、ゴムでできた袋が、紙袋のようになりつつあるということです。結局、「元の顔貌を大きく変えずに、できるだけ若々しい状態としたい」というのは、できるだけ袋の中身を増やさずに、紙袋をパンパンにしたいということでもあります。このように、「元の顔貌を大きく変えずに、できるだけ若々しい状態としたい」と言った場合、できる限りその希望をかなえるためには、方向性として2つの種類の処置を行う必要があります。
一つは、やはり、ある程度の量の皮下脂肪を増やしてやることです。その際、顔面の上のほうの脂肪を増やし、下のほうはむしろ取り除いてやるということです。袋の底にある中身を取り出して、上のほうについているポケットに移してやると考えると解りやすいでしょう。頬の場合だと、頬の上のほうには脂肪を注入し、下あごに近いところからは脂肪を除去するということです。
2つ目は、皮膚の改善です。これは、袋を小さくしたり、材質を強固なゴムにしたりすると言うことです。袋を小さくするのは、軽度の場合には皮膚を縮めるようなレーザーや高周波機器が有用ですが、大きくたるんでいる場合には、皮膚を切除することが必要になるでしょう。この場合、頬ならフェイスリフトと言う手術になります。