太もも外側を中心に強力脂肪溶解注射 6

脂肪溶解注射の、もう一つの系譜と言うのは、酵素による脂肪溶解です。
2012_0831_034245AA.JPG 2012_1130_030606AA.JPG


これは、ニューヨークの形成外科医を発祥としているようですが、実際には、脂肪溶解注射としての応用は、フロリダを中心としてものだったようです。フォスファチディルコリンによる脂肪溶解注射において、それを皮下脂肪層に注射すると、リパーゼと言う酵素が誘導されて、脂肪溶解作用を発現するということが言われていた時期がありました。しかし、この説はどうやら、脂肪細胞が破壊されることによって、細胞の外に漏出した中性脂肪が代謝される際に、その部分にリパーゼが増加するというのが、本当のところのようです。つまり、リパーゼが増加するから脂肪溶解されるのではなく、脂肪溶解の結果として、リパーゼが増加していたということができます。この酵素による脂肪溶解については、リパーゼを注射するというものではなく、細胞の外にある構造物を、脂肪細胞を溶解する作用のある薬剤が拡がりやすくするためのものです。これは同時に、皮膚や皮下脂肪組織の血行も良くするもので、実際のところ、メソセラピーにおいて、セルライトの治療に使用されています。