太もも外側を中心に強力脂肪溶解注射 8

当院の強力脂肪溶解注射は、最初に診療に導入した脂肪溶解注射から改良を加えて行き、その効果を強力にしたものです。
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まず、脂肪溶解作用の主成分はフォスファチディルコリンなのですが、そのままでは水に溶けないフォスファチディルコリンを水溶液にするときに、一緒に添加してあるデオキシコール酸という物質があります。これは、胆石の治療のために使用する薬剤なのですが、これに細胞を殺してしまう作用があることが分かり、その脂肪細胞への働きが、細胞のサイズを変化させるのではなく、皮下脂肪組織を構成する細胞を殺してなくしてしまうのだということが、分かりました。つまり、フォスファチディルコリンを使用した脂肪溶解注射は、機器を使用する方法や、浸透圧を利用したり、酵素を利用したりする脂肪溶解注射とは違って、元に戻ることのない、確実な効果の望める脂肪溶解注射であるということです。しかし、このフォスファチディルコリンを使用した脂肪溶解注射は、効果を出すには最低でも3回の処置が必要だというのが現実でした。そこで、当院では、このフォスファチディルコリンを使用したオリジナルの脂肪溶解注射を使用して、効果をより大きく出そうとしてきました。しかしその時に、薬液の濃度を濃くすることは、先ほどの細胞破壊作用から、重大な副作用を防ぐという観点からすると、どうしても限界があります。注射する薬液の薬剤濃度をそのままにし、できるだけ効果を大きくするには、どうすればいいかを考えつづけ、薬液の薬剤混合比率とその種類を研究し続けた結果、3回から5回分の効果を一度の処置で出せるようにしたのが、当院の強力脂肪溶解注射です。そして現在、そのバージョン7が、現在当院で用いられている、強力脂肪溶解注射なのです。