ヒップとその周辺(太もも)の強力脂肪溶解注射 2

脂肪溶解注射とは文字通り、注射によって脂肪組織を溶かし、その部分の脂肪組織の厚みを減少させる注射です。
2012_0126_164940AA.JPG 2012_0424_161545AB.JPG


その始まりは、2000年代の初めに、南米でフォスファチジル・コリンを皮下脂肪に注射することで、その皮下脂肪が少なくなるということが発見され、盛んにその処置が行われるようになったことに始まります。論文などの出版物としては、スペインの美容外科学会誌の2003年8月号に掲載されたもので、スペイン語によるものでした。著者のDr.ルチアーナ オリヴェーラは、スペイン語での発表であったことと、スペインの学会誌であったために、当時は注目度が低かったと言えます。しかしそれに続いて、国際美容形成外科学会の公式雑誌2003年11月号には、英語の論文が発表され、一躍注目を浴びるようになりました。この論文の著者が、脂肪溶解注射の母ともいうべき、Dr.パトリシア リッテス(Patricia Guedes Rittes,M.D)氏です。このように、現在の脂肪溶解注射に使用する薬液の主成分は、フォスファチジル・コリンです。これは、大豆や卵黄に含まれる、レシチンという栄養素を構成する成分の一部でもあります。現在、クリニックによって、これを前述の論文の通りの原法に則ってそのまま使用するところや、甲状腺ホルモンの誘導体や、ビタミン・アミノ酸・カテコラミン(交感神経刺激薬)などを混合してカクテルを作って注射するところなど、様々です。また、そのカクテルにしても、クリニックによって様々な特徴があります。これらのクリニックによる注射薬の成分の違いは、世界中のたくさんの医師たちが、現在より効果的な方法を模索して改良を重ねているところであり、脂肪溶解注射自体がまだまだ進化を続けているからです