頬骨縮小で卵形の輪郭に 4

しかしながら、頬骨が出ている患者さんのほとんどの方は、頬骨弓のうち、目尻の下の部分である前方と、もみあげのすぐ前の後方の両方を気にしている方が多いのも現実です。
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その場合には、前方の手術に準じて切開と骨切り・骨切除を行い、頬骨弓を完全にブラブラになるようにしてしまいます。完全にブラブラにするのは、頬骨弓を固定する位置を、後方も内側に入るように、少し内側にズラして固定するためです。その際には、やはりワイヤーやプレート、または吸収糸で骨を固定します。そしてその場合、術後の比較的早い時期には、もみあげの近くに、指で触れると骨の段差を感じることがあります。しかし、その段差は次第に吸収されると同時に、外見上は、初期のうちから、ほとんどわからない状態です。また、もみあげ内に切開線を持ってくることができれば、術後は傷が髪の中に隠れるため、外見上は手術の痕跡が分からなくなります。そして、術後のたるみの事が心配な場合には、もみあげの切開線を無くし、その代わりに耳の縁から頭髪内やこめかみの生え際までの切開で、同時に軽いフェイスリフトを加えることも可能です。ただし、術後のたるみを心配しなければならないのは、大きく頬骨弓を変化させる場合で、年齢的には30代以上の方に限られています。