皮膚の深いところに針を刺入して、大きなパワーの高周波を照射した場合、そのパワーとしては、表皮の熱傷を防ぎつつ、効果も大きなものがあるということができます。
イントラセルの場合、皮膚に刺入された針の先端から高周波が照射されるため、高周波の熱作用は、上下左右、360度方向に拡散され、表皮の方向にも、さらに真皮の方向にも熱作用を及ぼします。また、高周波のコラーゲンを伝わるという性質から、熱作用はさらに拡散する傾向にあり、1㎝2のチップ先端に装着された81本の極細の針の先端から、高周波が同時に一気に照射される機構は、そのチップの広さ全体に、面状の熱作用を加える形になります。このことが、イントラセルのたるみを改善する効果に大きく寄与していると言えます。