30代女性 切除法で刺青除去を行いました。3回で切除予定です。
まず、第1回目の手術。
傷に対して緊張がかかる場所なので、皮膚に余裕を持たせるために、皮下脂肪の切除を積極的に付け加えました。
切除除去した標本です。
そして2回目の術前。1回目の手術から約3か月経過しています。
2回目の手術直後。
これだけしっかりと皮膚を盛り上げて縫合していても、次の写真のように、抜糸時にはかなり平らに近くなります。
2回目の手術の抜糸後。
少し盛り上がりは残っていますが、かなり平らに近くなってきています。
3回目の術前。2回目の手術からは、約5か月経過しています。
3回目の手術の直後。
傷に対して緊張がかかるのを分散させて、変形や幅の広がりを防止するために、フラップという技術を用いて、傷を曲げて縫合しています。
3回目の手術の抜糸直後。
傷が盛り上がるような、いわゆる肥厚性瘢痕を防止するためにも、これから約3か月間は、テーピングなどでしっかりと傷のケアを続ける必要があります。
3回目の術後約3か月の状態。
ここから、もっともっと傷は目立たなくなっていきます。
お疲れ様でした。