鼻先を細く見せ、下向きになるように、鼻先の軟骨形成を、耳介軟骨を併用して行ったモニターさんです。
最近の、いわゆる平成生まれの女性の場合、単純に鼻が低いことを問題視しての受診が少なくなった傾向があります。これは、やはり幼少期からの食物の影響で、鼻筋の骨である鼻骨の成長が比較的良くなり、昔のペタンとした鼻が減少しているせいでしょう。食物の影響と言うのは、動物性の蛋白質の摂取が増加し、それに伴って乳製品の摂取も増え、長年の日本人の食生活上の問題であったカルシウムの摂取不足が改善されたことがあるかもしれません。さらに、それらの摂取のせいで、性ホルモンの分泌が増え、早熟傾向になり、男性ホルモンや成長ホルモンの支配を受ける骨の成長も、良好になったと言えます。それに伴って、鼻骨の成長も良好になり、鼻筋が低いという状態の顔貌も減少していると思われます。