前腕の刺青を、2回の手術で完全に切除・除去できたモニターさんです。まずは第一回目。
前腕や手首・足首など、周径が比較的細いところに刺青が入っている場合、同じ大きさであっても、太ももや上腕のように、比較的周径が太いところに入っている刺青よりも、手術回数は増加する傾向にあります。それは、伸びてくる周辺の皮膚が、周径が比較的細い場合には、その面積的には少ないということができるからです。つまり、切除する皮膚の幅が、周径から見て何%になるかということです。このように、実寸ではなく割合で考えると、周径の細い個所は、周径の太い個所よりも、残りの皮膚が少ないということができます。従って、伸びてくるべき部分の皮膚も少ないということができるのです。このことは、手術についても、その回数が多数回に及ぶ原因でもあります。