脂肪増殖注射で手のアンチエイジング 3

脂肪増殖注射の術後は、脂肪注入とは違って、3時間ほど手を洗うのを控えていただければ、その他の生活制限はありません。それは、脂肪を採取してくる必要がないため、脂肪吸引を行ったところのケアが不要なことと、注射するときの針が非常に細いため、すぐに針穴が塞がってしまうためです。また、術後の腫れもほとんどなく、施術直後からそれなりのふっくら感を感じつつ、それが落ち着くとともに、脂肪の増殖が得られ、完成の域に到達していきます。
 


もっと詳しく申し上げると、注射を行った直後から1週間目くらいまでは、次第にもとの状態に戻っていくような感じがすることでしょう。それは、注射液の中の水分が一時的に皮膚や皮下脂肪層に入っていて、それが吸収されていく期間が約1週間あるためです。その後、約2ヶ月かけてゆっくりと皮下脂肪組織が、脂肪増殖注射の主成分である成長因子(細胞増殖因子)の作用で増殖していき、ふっくらと自然な若返り効果が出現してくるのです。
さらにこの作用は皮膚の真皮にまで及び、皮膚のしわやくすみなども改善し、より若々しい手にしていきます。この皮膚に対する作用は、脂肪増殖注射を開発中に発見された思わぬ副産物ということができます。それというのも、脂肪増殖注射の目的は、あくまでも皮下脂肪組織の増量だったからです。脂肪増殖注射を開発する際に、皮下脂肪を増殖させるために、その目的にあった種類の成長因子(細胞増殖因子)の配合を開発していきました。そして完成したときに、実際に人体に注射してみたところ、皮膚のしわやたるみ、さらにシミやクスミにまで一定の効果を示したのです。これは思わぬ副産物だったのですが、患者さんにとっては非常に有利なものですので、そのままにしております。これが毛深くなるだとか、メラニンが増加して皮膚が黒くなってくるようなものなら、美容外科の技術としては失格ですので、さらに研究して改善を図らなければなりません。しかしこれは「瓢箪からコマ」とも言うべきもので、皮膚のしわやたるみが減少し、シミやクスミが薄くなって困る人はいません。脂肪増殖注射のオマケとして、期待していただければと思っております。

2 Replies to “脂肪増殖注射で手のアンチエイジング 3”

  1. k より:

    手のケアも大切ですよね。

  2. dazzle より:

    くすみも改善されるのですね。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。