脂肪増殖注射で、頬の前面の若返り 3

しかし、顔面の肉付きが良くない場合には、ホウレイ線の上や口の横の肉を取り除くと、余計に皮膚の余りを作ってしまう形となり、いわゆるタルミを増強させてしまいます。
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その場合には、フェイスリフトなど、皮膚の余りを取り除く手術を受ける必要が生じてしまいます。このような事態を避けるためには、やはり、脂肪が減少した部分の脂肪を増やしてやることが、決め手となります。つまり、ホウレイ線の場合には、ホウレイ線の内側の、脂肪が減少した部分の脂肪を増やしてやること。マリオネットラインの場合には、マリオネットラインの中心よりも、ほんの少し内側(実際には1mmから2mm内側)に脂肪を増やしてやることが、実際的です。さらに、顔面全体の肉付きのバランスをとるためには、頬の前方や目の下のクマの部分、こめかみや額など、さらに唇の周囲に対して、脂肪を増殖させてやると、若返り効果がさらに増強します。
ところで、「脂肪を増やす」と言うと、その方法が気になるところです。専門家でなくても、すぐに思いつくのは、脂肪注入という方法です。脂肪注入とは、脂肪をお腹や脚、腕など、脂肪がたくさん存在する部分から、脂肪吸引によって採取して、それを注射器に詰めて、脂肪を増やしたいところに注射するという技術です。余った部分から脂肪を持ってきて、足りないところに加えてやるという、一見、非常に合理的な方法です。しかし、一般的に、通常の脂肪注入の場合、生着率(永久に注射した部分に残る率)が約30%です。その場合、1回の手術で十分な目的を達成しようとすると、計算上、手術直後にちょうどいいと思われる量の、約3倍の脂肪を注入する必要があります。そして、それが予定量に落ち着くのが、術後約1カ月後になります。つまり、術後の長い時間、腫れと付き合う結果となるのです。最近は、注入するための脂肪組織の2倍量を脂肪吸引によって採取し、採取した半分の脂肪組織から幹細胞を取り出し、残りの半分に混ぜて、さらに成長因子やPRPを加えて、それを注射する方法が採用されるようになって、生着率は約90%に向上しました。この場合には、3倍もの脂肪を注入する必要がないので、長い期間の腫れはありません。しかし、どの方法を採用したとしても、脂肪注入には、注入する脂肪を確保するための、脂肪吸引という手術を行う必要があります。しかし、この脂肪増殖注射は、そこにある脂肪組織そのものを増殖させる注射ですので、他の場所から脂肪を取ってくる必要がありません。つまり、脂肪吸引という手術が不要なのです。

6 Replies to “脂肪増殖注射で、頬の前面の若返り 3”

  1. dazzle より:

    リフトアップしてるように見えますね。

  2. M より:

    脂肪注入との違いがすごくよく分かりました。
    定着率の面や脂肪吸引が不必要なこと、長い間腫れと付き合わなくてもいいなど、いろんなメリットがあるんですね。

  3. 匿名希望 より:

    脂肪吸引では、その後の管理やダウンタイムなど、様々な制限もあるので、それを行わずに済むのはいいですね。
    症例写真上では、肌の質感も良くなっているように感じます。

  4. k より:

    脂肪注入と違って術後のダウンタイムが軽度なのがいいですね。

  5. ペコ より:

    脂肪吸引が必要ないのが楽でお手軽なイメージです!!
    ちゃんと結果も出てるのでこれはいいですね☆

  6. うさこ より:

    注射だけで若返りが可能なのは、魅力的ですね!!

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