脂肪増殖注射(頬、ホウレイ線、こめかみ)3

脂肪増殖注射についてですが、この方法は、成長因子(細胞増殖因子)を使用する方法ですので、まず、成長因子(細胞増殖因子)を集めることが必要になります。
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成長因子(細胞増殖因子)は非常にたくさんの種類があり、その配合(種類やそれぞれの量)に応じて、いろんな働きがあります。たとえば、皮膚に作用してシワをとる働きをさせるときには、WPRPFと言う配合を行います。また、Harg療法では、髪の毛を生やして成長させるための成長因子(細胞増殖因子)の配合を行っているわけです。したがって、脂肪増殖注射の場合には、脂肪を成長させるための成長因子(細胞増殖因子)の配合をしなければなりません。
成長因子(細胞増殖因子)は、ペプチド(ペプタイド)と呼ばれる、アミノ酸の集まりです。タンパク質は、ペプチド(ペプタイド)と同じくアミノ酸の集まりなのですが、ペプチド(ペプタイド)はタンパク質よりもずっと小さな分子です。そして、その構造の少しの違いが、成長因子(細胞増殖因子)としての働きを持つか持たないかを決めています。また、成長因子(細胞増殖因子)は非常に保存しにくい物質で、微妙な温度や湿度で容易に変性してしまいます。簡単に言うと、「生もの」であると言えます。したがって、製造からクリニックで使用するまでの流通や輸送過程で、厳しい温度管理や輸送上の注意が必要です。さらに成長因子(細胞増殖因子)は、そういった理由で薬として購入すると非常に高価なものとなります。そこで、WPRPFや脂肪増殖注射、バストグロウなどの場合には、患者さん自身の血液から成長因子(細胞増殖因子)を集め、それに対して不足している種類と量の成長因子(細胞増殖因子)は薬剤として添加することで、コストをダウンさせるのです。しかし、それでも成長因子(細胞増殖因子)は高価な薬ですので、費用としてはヒアルロン酸などのようなわけにはいきません。

4 Replies to “脂肪増殖注射(頬、ホウレイ線、こめかみ)3”

  1. k より:

    注射の効果はどれくらいから出現するのですか?

  2. 一児の母 より:

    原価が高いと商品化しても高い、逆に原価が安いと商品化しても安く提供できるということなんですね。

  3. minami より:

    術後2週間目から、約2か月かけて徐々に効果が出てきます。

  4. minami より:

    一般論としてはそのとおりですが、原価そのものが同じ割合の利益率で直接の施術費用につながるわけではありません。また、同じ費用が原価にプラスされるわけでもありません。それは、経営上の話になりますが、材料の在庫リスクや施術に対するタイムチャージの部分の関係です。
    在庫リスクですが、これは、材料の使用期限が短ければ短いほど、材料の価格が高ければ高いほど、リスクが増加します。そのリスク分は施術費用に含めざるを得ません。
    また、準備に手間と時間がかかるものについては、その間の人件費や地代家賃などを施術費用に含めることが必要になります。いわゆるクリニック維持のための固定費を按分する形です。
    したがって、施術費用決定のプロセスは、外部から見るほど単純ではないのが現実です。

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