目の下のWPRPF 4

線維芽細胞は「増殖能」と言って、細胞分裂によって増殖する性質を持っています。しかし、この線維芽細胞の「増殖能」にも限界があります。もし限界がないのであれば、線維芽細胞の減少による皮膚の老化も起こらないはずです。
 


細胞は細胞分裂によってその数を増加させます。しかし、その分裂する回数は決まっており、したがって分裂を多数回繰り返せば、その分、老化した細胞であるということができます。これは、コピーした書類をまたコピーすると言うように、コピーを何回も繰り返せば書類が読みづらくなっていくのと同じです。線維芽細胞を培養によって増やしていくという作業は、書類を短期間に何回もコピーするのと同じことです。つまり、培養によって増やした線維芽細胞を注入するというのは、老化した線維芽細胞を注入するということに他なりません。肌細胞補充療法というのは、このような老化した線維芽細胞を注入しているため、皮膚組織には一定の見かけ上の効果が見えますが、細胞が若返るということではないのです。
それに対してWPRPFの場合には、線維芽細胞を分離するということではなく、皮膚の中に入っているままで成長因子(細胞増殖因子)を作用させます。皮膚の中の線維芽細胞は、真皮内の細胞の主成分なのですが、真皮の中にはその他に、線維芽細胞に分化する幹細胞や、幹細胞から線維芽細胞に分化する途中である細胞が存在します。WPRPFは、これらの細胞にも働きかけて、線維芽細胞への分裂と分化・増殖を促進するものです。したがって、最終産物である線維芽細胞を培養するのではないため、そこに増殖した線維芽細胞の中には、新しい線維芽細胞が多数存在します。つまり、コピーを何回も繰り返した、劣化した古い細胞ではないということです。

One Reply to “目の下のWPRPF 4”

  1. k より:

    手術は抵抗がありますが、お注射でアンチエイジング、お手軽でいいですね。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。