首の横シワに対してWPRPFで治療 2

従来、このような首輪状の首の横しわに対しては、シワ自体を溝と考えて、それを盛り上げるためにヒアルロン酸を注射していました。
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このヒアルロン酸の注射は、溝としてのしわについては、即効性とその組織増量効果で、それなりの成績を確保していました。しかし、その手技は非常に難しく、往々にして、盛り上がりすぎて、ヒアルロン酸を注射したところがそのまま線状に盛り上がり、両側に新しくシワができてしまうということになっていました。後年、ヒアルロン酸自体の粘凋度(硬さ)が、様々なものが発売され、この首のしわ用に柔らかいものも発売されたのですが、このヒアルロン酸は効果の持続性が悪く、約半年で完全に元の状態に戻ってしまっていました。さらに、首のしわには、ホウレイ線などと違って、縦・横・斜めと、いろいろな方向の動きと言うものがあり、それが一つの特徴となっています。これは、ある位置にある時にシワを盛り上げたときに、別の位置では効果が不十分だったり、逆に盛り上がりすぎていたりと言うことです。このように、複雑な動きのある首の場合、ヒアルロン酸の注射で盛り上げてシワを取るということは、簡単なようで難しいことであり、現在は実際の診療上は相対的に禁忌であると思われます。そしてこれらヒアルロン酸による首のしわの治療に関する問題点を解決したのが、WPRPFであるということができます。