レーザーで乳首・乳輪の色を薄くする

有色人種である日本人は、乳輪にもメラニン色素があり、それが時として、濃い状態の場合があります。その場合、乳頭・乳輪が黒く見えます。露出部ではないため、気にしなければそれまでなのですが、男性誌のグラビアのヌード写真などでは、色が濃い乳頭・乳輪を持った女性が登場することがないところを見ると、男性受けは悪いようです。
では、このような色が濃い乳頭・乳輪は、どのように治療するのかというと、原因がメラニン色素なので、やはりレーザーを使用します。レーザーを照射すると、かさぶたができますが、約1週間ほどでかさぶたが取れ、術後1カ月ほどで、色が薄くなってきます。
しかし、注意点としては、一度に強いパワーでレーザーを照射しないことです。強いレーザーは、それだけ色を薄くする効果も高いのですが、どうしてもムラができやすく、経過中はマダラになってしまいます。また、色を落としすぎることもあり、その場合には、周囲の皮膚よりも乳輪のほうが色が薄くなってしまうこともあるからです。したがって、こういったリスクを避けるためには、比較的弱めのパワーで、色の落ち具合を見ながら、少しづつ治療を進めることを、勧奨しています。
こちらのモニターさんは、この治療法を1回のみ受けています。比較的弱めのパワーでレーザーを照射していますので、色の落ち方は少ないのですが、自然な色調が保たれています。
2009_0830_222521AA.JPGのサムネール画像 2009_1001_025225AA.JPGのサムネール画像