FtoM 乳房切除術+乳頭縮小術 4

では、実際のところ、脂肪吸引を行う時のカニューレの太さは、どのくらいの太さなのでしょうか?
 


一般的にボディーの脂肪吸引で使用されるカニューレは、直径が3㎜から4㎜のものが多いようです。しかし、当院では1.6㎜から2㎜と、一般的に使用されるカニューレの約半分の直径のものを使用します。直径こそ約半分ですが、断面積にすると約4分の一になります。このような細いカニューレの場合には、他院では顔面の脂肪吸引専用としている場合が多いようです。このような細いカニューレを使用して脂肪吸引を行えば、細い血管や神経まで切断することなく脂肪を取り除くことができます。顔面には、ボディーよりも細くて繊細な神経や血管がたくさんありますので、他院でも細いカニューレを使用するのですが、当院ではこの細いカニューレをボディーの脂肪吸引に使用します。ちなみに当院の顔面脂肪吸引用のカニューレは、直径が0.8㎜から1.0㎜と、これまた他院の半分の直径です。
このように細いカニューレ(吸引管)を使用することで、FtoM乳房切除術の場合でも、乳輪と乳頭の部分の血行が、乳腺を切除した後でも十分に保たれることとなります。したがって、乳頭縮小術を乳房切除術と同時に行うことに対する安全性が、十分に保たれるということになります。

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