F to M 乳房切除術~比較的大きさのない症例 5

F to M 乳房切除術を受けた後、立って用を足せるようにするためには、やはり下半身に手術を加える必要があります。
2013_0313_130904AA.JPG 2013_0621_120737AB.JPG


しかしながら、男性と同等のペニスを作成する手術は、腕から骨と筋肉と皮膚とを一塊にして、血管を付けて採ってくる必要があります。その腕の組織で筒状のペニスを作成し、血管を下腹部の血管と縫合して、ペニスの代わりをさせるものです。この手術を受ける際には、最低でも2週間の入院と全身麻酔を必要とするばかりか、腕には大きな傷を残し、場合によっては腕の運動制限などの後遺症を残します。つまり、かなりの覚悟が必要な手術と言うことです。
そこで、もっと手軽な方法で、立って小用を足せるようにするには、尿道延長術という手術を行うことになります。この尿道延長術も、方法がいろいろ存在します。一般的には膣閉鎖術を伴うことが多く、この際に膣粘膜を使用して尿道を形成するのですが、この場合、子宮と卵巣の摘出を行わなければなりません。そこで、局所の粘膜のみを用いて、尿道を形成する方法が採られることがあります。