ニキビ跡をイントラセル1回で治療した男性 INTRAcel 2

RF(高周波電流)には、否、電流全てには、バイポーラーとモノポーラーの二つの電流方式があります。電流を流すには、電極が2つ必要です。プラスとマイナスです。そして、電流の影響が及ぶ範囲は、この、プラス電極とマイナス電極の間の距離によって、違ってきます。
バイポーラーは、これらのプラス電極とマイナス電極を同時に患部に接触させる方式です。つまり、電極の間の距離を一定に保つことができ、深さに関しても、真皮の深いところ、浅いところ、皮下脂肪など、それぞれの層に対して選択的にRPを照射できます。皮膚の表面から照射すると、皮膚の表面に効果を発揮し、皮膚の中から照射すると、皮膚の中に効果を発揮するのです。ポラリスは、このバイポーラーを皮膚の表面から照射する器械ですので、皮膚の表面にしか効果がありません。イントラセルは、バイポーラーを皮膚の中(真皮)から照射しますので、真皮に対して有効です。
これに対して、モノポーラーは、マイナス電極はアースとして、患部から離れた位置に取り付けます。したがって、RFは、皮膚の表面から深いところまで拡散していきます。サーマクールはこの方式です。拡散しながら深いところ(脂肪層)まで伝わりますので、皮膚の表面には、当然、一番強いRFが加わりますが、深くなるに従って、エネルギーは減衰します。そこで、深いとことまで強いエネルギーを伝えようとすると、出力を上げることになるのですが、そうすると、強い痛みを感じたり、脂肪の委縮を起こして、照射部分が凹んでしまったり、術前よりも老けてしまったりするのです。
前述の通り、イントラセルはバイポーラー型ですので、脂肪の委縮などの副作用を伴うことなく、真皮の深いところを選択的に強いエネルギーで治療できるため、一度の治療で大きな効果を期待できます。
 

ニキビ跡をイントラセル1回で治療した男性 INTRAcel 1

ニキビ跡に対して、イントラセルを1回のみ、照射したモニターさんです。イントラセルの場合、照射と言うよりも、むしろ、注射というべきでしょうか?
術後の写真は、術後7カ月が経過しています。
イントラセルは、極細の針を、皮下1から2mmの深さまで差し込み、先端からRF(高周波電流)を流す治療です。皮膚の中からRFを照射しますので、皮膚の表面には火傷等を起こさずに、非常に高いエネルギーを真皮に照射できます。実際、サーマクールなどの、皮膚の表面からRFを照射する器械で、これだけのエネルギーを使用すると、間違いなく大きな火傷の傷跡を残すことになります。イントラセルは、皮膚の内部からの照射なので、火傷を起こさずに、大きなエネルギーを照射できるのです。したがって、1回の治療効果も抜群で、皮膚を削り取るダーマアブレージョンや、ディープピーリングに匹敵する治療効果を、短いダウンタイムで実現できます。
 

ニキビ跡をイントラセル1回で治療した男性 INTRAcel 1

ニキビ跡に対して、イントラセルを1回のみ、照射したモニターさんです。イントラセルの場合、照射と言うよりも、むしろ、注射というべきでしょうか?
術後の写真は、術後7カ月が経過しています。
イントラセルは、極細の針を、皮下1から2mmの深さまで差し込み、先端からRF(高周波電流)を流す治療です。皮膚の中からRFを照射しますので、皮膚の表面には火傷等を起こさずに、非常に高いエネルギーを真皮に照射できます。実際、サーマクールなどの、皮膚の表面からRFを照射する器械で、これだけのエネルギーを使用すると、間違いなく大きな火傷の傷跡を残すことになります。イントラセルは、皮膚の内部からの照射なので、火傷を起こさずに、大きなエネルギーを照射できるのです。したがって、1回の治療効果も抜群で、皮膚を削り取るダーマアブレージョンや、ディープピーリングに匹敵する治療効果を、短いダウンタイムで実現できます。
 

イントラセルINTRAcelの新しい効果~たるみ治療

イントラセルと言えば、ニキビ跡治療の特効薬(特効機器)ということは、既に先日の日本美容外科学会での数々の発表の通りで、このことは、他のレーザー機器メーカーや ドクターたちも、認めざるを得ない事実です。
そこで、私は、イントラセルの適応を拡げるべく、さらに研究しました。そして、イントラセルをたるみに効かせるプロトコールを作りました。その結果が、以下の通りです。
 
男性のモニターさんなのですが、毛穴が小さくなり、表面の凹凸が滑らかになりました。そして何より、たるみが改善し、顔の下3分の1の幅がやや小さくなりました。当然、ホウレイ線や口角の下の線も、浅くなっています。
この写真の状態は、術後5週間経過時点ですので、あと5ケ月ほどの間に、たるみに対する効果はもっと増強します。