無切開のシルエットリフト~ホウレイ線からアゴの線をすっきりと3

シルエットリフトは筋膜に糸を固定しますので、従来は、頭皮を1cmから2cmほど切開して、筋膜に糸を抜いつけ、切開創を縫合していました。その場合、髪の中に傷があるため、最低3日間は洗髪ができないというデメリットがありました。そして、傷の部分には毛が生えてきませんので、どうしても「はげ」として認識されてしまいます。また、術後1週間後には抜糸が必要です。
そこで、当院では、この頭皮内の切開が不要な方法で、シルエットリフトを行っています。この方法だと、洗顔や洗髪は翌日から可能で、しかも、頭皮にはハゲができません。この方法によって、APTOSやフェザーリフト、ミラクルリフトと比較した際に、切開が必要なのが、唯一のデメリットだったのが、全くデメリットが無くなったと言っていいでしょう。即ち現時点で、シルエットリフトが、糸を使ったフェイスリフトの中で、もっとも優秀な方法となったわけです。
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無切開のシルエットリフト~ホウレイ線からアゴの線をすっきりと2

また、シルエットリフトのテクニックは、APTOSやフェザーリフト、ミラクルリフトなどと大きく異なっています。
APTOSやフェザーリフト、ミラクルリフトなどは、所謂「フローティング・スレッド」と言って、どこか硬い組織にしっかりと固定するものではなく、皮下組織の中に埋めておくだけのものです。皮下組織の中に埋めておくと、糸の毛羽立ちの方向にしだいに皮下組織が寄ってきて、間接的に糸の端のほうの組織が持ち上がるという原理です。
それに対して、シルエットリフトは、「フィックスド・スレッド」と言って、皮下組織に引っかけた後、その反対側を側頭筋膜という、硬い筋膜に縫合して固定します。つまり、きっちりと引っ張り上げて、固定します。したがって、より強固で大きな引き上げ効果(リフト効果)を獲得できるわけです。
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無切開のシルエットリフト~ホウレイ線からアゴの線をすっきりと1

シルエットリフトとは、APTOSやフェザーリフト、ミラクルリフトなどと違い、毛羽立った糸を使用する方法ではありません。替わりに、円錐形のコーンで、糸の周囲の組織を引き上げます。円錐形のコーンは、毛羽立った糸と違い、周囲360度の組織を引き上げますので、より多くの組織を引き上げることができます。また、このコーンは、半年ほどで溶けてなくなってしまいますが、コーンを糸に固定している、糸の結び目に組織がしっかりと貼りつき、引き上げた状態が固定されます。
それに対して、APTOSやフェザーリフト、ミラクルリフトなど、毛羽立ちのある糸の場合には、毛羽立ちの先端が、皮膚を突き破って出てくることが頻発しています。これは、糸の挿入当初は、比較的顔に肉がついていた患者さんが、その後、顔の肉が痩せてきたことによって、糸が皮膚に触れるようになり、さらに毛羽立ちが皮膚の裏から突き刺さるようになるためです。そうなると、異物反応によって、糸は皮膚の外に排除される形になり、皮膚を突き破るのです。
それに対してシルエットリフトの場合は、コーンが溶けることによって、顔が痩せても、コーンが表面から触れることがありません。勿論、コーンが飛び出してくること、糸が露出することもありません。
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PPP プラズマジェル・フェイスリフト?

プラズマジェル(PPP)でフェイスリフトのような効果を出したモニターさん、パート2です。
注入個所は、ホウレイ線、ほほ、目の下、口角下です。総量で約18cc、3か所分です。
頬への注入により、顔全体が持ち上げられた印象になっています。それは、年齢とともに減少した脂肪の部分を、うまくプラズマジェル(PPP)で補ってやることで、垂れ下がった印象を取り除くことができるからです。
一般的に、皮下脂肪は、顔のそれぞれのパーツにつき、上のほうが少なくなり、下のほうに移動する傾向にあります。それと同時に体積自体も減少しますので、パーツの上のほうにボリュームを持たせるようにプラズマジェル(PPP)を注入することが、たるみを上手にカモフラージュできるコツです。たとえば、頬の場合、耳の前の皮下脂肪は減少して、くぼみを作ることがあります。しかし、下あごの横(エラの少し前)は、年齢とともに膨らんでくる傾向にあります。この場合、耳の前のくぼみにプラズマジェル(PPP)を注入することで、あたかも、昔の脂肪の位置に脂肪が戻ったような形になります。また、その中の皮膚に対する栄養分の供給が加わり、皮膚のリフト効果が出現するため、より若々しさが強調されるわけです。
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PPP プラズマジェル・フェイスリフト?

プラズマジェル(PPP)でフェイスリフトのような効果を出したモニターさん、パート2です。
注入個所は、ホウレイ線、ほほ、目の下、口角下です。総量で約18cc、3か所分です。
頬への注入により、顔全体が持ち上げられた印象になっています。それは、年齢とともに減少した脂肪の部分を、うまくプラズマジェル(PPP)で補ってやることで、垂れ下がった印象を取り除くことができるからです。
一般的に、皮下脂肪は、顔のそれぞれのパーツにつき、上のほうが少なくなり、下のほうに移動する傾向にあります。それと同時に体積自体も減少しますので、パーツの上のほうにボリュームを持たせるようにプラズマジェル(PPP)を注入することが、たるみを上手にカモフラージュできるコツです。たとえば、頬の場合、耳の前の皮下脂肪は減少して、くぼみを作ることがあります。しかし、下あごの横(エラの少し前)は、年齢とともに膨らんでくる傾向にあります。この場合、耳の前のくぼみにプラズマジェル(PPP)を注入することで、あたかも、昔の脂肪の位置に脂肪が戻ったような形になります。また、その中の皮膚に対する栄養分の供給が加わり、皮膚のリフト効果が出現するため、より若々しさが強調されるわけです。
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シルエットリフト Silhouette Lift 30代前半の女性

「何となくたるみが気になる」と言っていた、30代前半の女性モニターさんです。本来ならサーマクールの適応なのですが、顔の脂肪層のたるみが、たるみの主体をなしていたため、シルエットリフトを施行しました。無切開で施行できるため、2?3日のむくみを我慢してもらえれば、当院のシルエットリフトは無切開なので、手術翌日から洗顔・洗髪・フルメークが可能です。術後は、ふっくらとした輪郭と若々しいハリを取り戻し、全体的な雰囲気が若返った印象になっています。
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シルエットリフト Silhouette Lift 60代半ばの女性

本来なら、切開を伴うフェイスリフトの適応である、60代半ばの女性のモニターさんです。「どうしても、どこにも、たとえ髪の毛の中であっても、切開したくない」ということで、「ばぁちゃん、そんなこと言うとったら、若くなれんよぉ?(名古屋弁)」と、説得を試みたものの、頑として聞き入れられず、当院オリジナルの無切開シルエットリフトを施行しました。
ホウレイ線や口横のたるみが引きあがり、顔の輪郭まで引き締まりました。
 
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シルエットリフト Silhouette Lift 50代半ばの女性モニターさん

こちらのモニターさんは、50代半ばの主婦の方です。適応年齢的にはぎりぎりです。
やはり、「切りたくない 」希望で、当院のシルエットリフトを選択しました。
「過去にAPTOS(フェザーリフト)を受けたときには、全く効果がなかった」とのことで、今回のシルエットリフトにも猜疑心を持っていましたが、ホウレイ線や、頬から顎にかけてのたるみの改善に満足していただいています。
  
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シルエットリフト Silhouette Lift 60代女性モニターさん

「どうしても、切りたくないんです!だって、数日とはいえ、髪の毛が洗えないのは耐えられません。」とのことで、無切開の当院のシルエットリフトを選択されたモニターさんです。
年齢からすると適応年齢をかなりオーバーしていますが、顔面の脂肪組織に厚みがあるため、適応が発生したと言えるでしょう。効果は不十分です。しかし、本人的には非常に満足されています。
 
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