ウルトラVリフトは、一言で言うと「溶ける糸を皮下に埋め込む」手術です。手術と言っても、麻酔の注射もメスでの切開も不要です。麻酔は術前15分にクリームを塗るだけ。そして針を使って一刺しすれば、既に糸が皮下に埋まっています。つまり、鍼治療のような感覚での手術です。
ウルトラVリフト 頬のたるみ 1
頬のタルミに対して、ウルトラVリフトを施行したモニターさんです。まずは術前と術後の記録です。ただし、術後は手術直後の状態になります。
イントラセル ニキビ跡・たるみ・シワ・美白 術後6カ月 7
そもそも、人間の顔面の真皮の厚さは、個人差や場所による差は存在しますが、約0.8mmから2.0mmあります(目の周囲を除く)。
イントラセルを除く、サーマクールやポラリスなどのような、これまでのRF(高周波)機器は、皮膚の表面から0.2mmくらいまでの深さにしか、十分な作用を発生させるエネルギーを送り込むことができませんでした。これは、それら従来のRF(高周波)機器が、皮膚の表面からRF(高周波)を送り込む方式だからです。皮膚の表面からRF(高周波)を送り込む方式の場合、皮膚の深い層まで十分なエネルギーを伝達させるためには、かなりの出力を必要とし、先端の冷却装置が追いつかず、皮膚に火傷を負わせてしまいます。
イントラセルの場合には、極細の針が先端に装備されていて、その長さを0.5mmから2.0mmまで、調節が可能です。さらにその針は、先端以外は絶縁されているため、正確な深さでRF(高周波)を送り込むことが可能です。したがって、顔面の真皮の厚さに合わせて針の長さを調節し、その先端から十分なRF(高周波)を真皮に送り込むことができるため、1回の治療で大きな効果を出すことができるようになったのです。
たるみやニキビ跡に対する効果だけでなく、美白効果も観察されています。
イントラセル ニキビ跡・たるみ・シワ・美白 術後6カ月 6
二つ目の、作用は、コラーゲン分子の再配列と呼ばれるものです。
コラーゲンのような、タンパク質の分子は、アミノ酸がたくさん結びついて、鎖のような長い分子を構成しています。このような分子には、極性といって、磁石のようなプラスとマイナスの方向があります。そこにRF(高周波)のような電流を流すと、電流の作用で、コラーゲンの分子が同じ方向を向いて、きっちりと整列し、おたがいの結びつきも強くなります。
しかし、古くなって、水分の含有量を失ったコラーゲン分子は、その配列がランダムになり、お互いの結びつきも弱くなっています。このことが、真皮の脆弱化、つまり、タルミの原因となる皮膚の弾力性の喪失につながっています。そこにRF(高周波)を流すことにより、前述のように、コラーゲン分子が整列し、お互いの結びつきを取り戻し、皮膚の弾力性が回復します。このように、コラーゲンの分子が整列する作用を、再配列と言うのです。
そして、これらの、真皮に対する熱作用と再配列が組み合わさって、真皮のコラーゲンが再構築される、つまりリモデリングが起こって、皮膚のしわ・たるみ・ニキビ跡・毛穴などの改善につながるというわけです。
イントラセル ニキビ跡・たるみ・シワ・美白 術後6カ月 6
二つ目の、作用は、コラーゲン分子の再配列と呼ばれるものです。
コラーゲンのような、タンパク質の分子は、アミノ酸がたくさん結びついて、鎖のような長い分子を構成しています。このような分子には、極性といって、磁石のようなプラスとマイナスの方向があります。そこにRF(高周波)のような電流を流すと、電流の作用で、コラーゲンの分子が同じ方向を向いて、きっちりと整列し、おたがいの結びつきも強くなります。
しかし、古くなって、水分の含有量を失ったコラーゲン分子は、その配列がランダムになり、お互いの結びつきも弱くなっています。このことが、真皮の脆弱化、つまり、タルミの原因となる皮膚の弾力性の喪失につながっています。そこにRF(高周波)を流すことにより、前述のように、コラーゲン分子が整列し、お互いの結びつきを取り戻し、皮膚の弾力性が回復します。このように、コラーゲンの分子が整列する作用を、再配列と言うのです。
そして、これらの、真皮に対する熱作用と再配列が組み合わさって、真皮のコラーゲンが再構築される、つまりリモデリングが起こって、皮膚のしわ・たるみ・ニキビ跡・毛穴などの改善につながるというわけです。
イントラセル ニキビ跡・たるみ・シワ・美白 術後6カ月 5
高周波電流を流すと、なぜ、皮膚のしわ・たるみ・ニキビ跡・毛穴などの改善になるのでしょうか?そのキーワードは、コラーゲンのリモデリングという、皮膚の中の、主に真皮の再生が、キーワードとなっています。
RF(高周波)を皮膚に作用させると、真皮の中では、2つの動きがあります。
一つ目は、熱の発生です。この熱によって、真皮の、水分を失った、古い萎縮したコラーゲンやヒアルロン酸などが分解されます。その後、分解された古いコラーゲンは、一部は吸収され、その他は白血球などによって貪食されます。その時に、水分をたくさん含んだ、新しいコラーゲンが新生され、分解された古いコラーゲンと置き換わります。新しいコラーゲンは、水分を多く含んでいますので、同じ量のコラーゲンでも、しなやかで、しかも体積が大きくなります。また、白血球から放出される成長因子(細胞増殖因子)の作用で、繊維芽細胞が増加し、新生するコラーゲンや真皮の細胞は、分解されたコラーゲンや術前の細胞の数よりも、その量が多くなります。
真皮の状態が改善したことで、表皮の色素の代謝が正常化し、美白効果も得られています。
イントラセル ニキビ跡・たるみ・シワ・美白 術後6カ月 5
高周波電流を流すと、なぜ、皮膚のしわ・たるみ・ニキビ跡・毛穴などの改善になるのでしょうか?そのキーワードは、コラーゲンのリモデリングという、皮膚の中の、主に真皮の再生が、キーワードとなっています。
RF(高周波)を皮膚に作用させると、真皮の中では、2つの動きがあります。
一つ目は、熱の発生です。この熱によって、真皮の、水分を失った、古い萎縮したコラーゲンやヒアルロン酸などが分解されます。その後、分解された古いコラーゲンは、一部は吸収され、その他は白血球などによって貪食されます。その時に、水分をたくさん含んだ、新しいコラーゲンが新生され、分解された古いコラーゲンと置き換わります。新しいコラーゲンは、水分を多く含んでいますので、同じ量のコラーゲンでも、しなやかで、しかも体積が大きくなります。また、白血球から放出される成長因子(細胞増殖因子)の作用で、繊維芽細胞が増加し、新生するコラーゲンや真皮の細胞は、分解されたコラーゲンや術前の細胞の数よりも、その量が多くなります。
真皮の状態が改善したことで、表皮の色素の代謝が正常化し、美白効果も得られています。
無切開のシルエットリフト~ホウレイ線からアゴの線をすっきりと3
シルエットリフトは筋膜に糸を固定しますので、従来は、頭皮を1cmから2cmほど切開して、筋膜に糸を抜いつけ、切開創を縫合していました。その場合、髪の中に傷があるため、最低3日間は洗髪ができないというデメリットがありました。そして、傷の部分には毛が生えてきませんので、どうしても「はげ」として認識されてしまいます。また、術後1週間後には抜糸が必要です。
そこで、当院では、この頭皮内の切開が不要な方法で、シルエットリフトを行っています。この方法だと、洗顔や洗髪は翌日から可能で、しかも、頭皮にはハゲができません。この方法によって、APTOSやフェザーリフト、ミラクルリフトと比較した際に、切開が必要なのが、唯一のデメリットだったのが、全くデメリットが無くなったと言っていいでしょう。即ち現時点で、シルエットリフトが、糸を使ったフェイスリフトの中で、もっとも優秀な方法となったわけです。
無切開のシルエットリフト~ホウレイ線からアゴの線をすっきりと1
シルエットリフトとは、APTOSやフェザーリフト、ミラクルリフトなどと違い、毛羽立った糸を使用する方法ではありません。替わりに、円錐形のコーンで、糸の周囲の組織を引き上げます。円錐形のコーンは、毛羽立った糸と違い、周囲360度の組織を引き上げますので、より多くの組織を引き上げることができます。また、このコーンは、半年ほどで溶けてなくなってしまいますが、コーンを糸に固定している、糸の結び目に組織がしっかりと貼りつき、引き上げた状態が固定されます。
それに対して、APTOSやフェザーリフト、ミラクルリフトなど、毛羽立ちのある糸の場合には、毛羽立ちの先端が、皮膚を突き破って出てくることが頻発しています。これは、糸の挿入当初は、比較的顔に肉がついていた患者さんが、その後、顔の肉が痩せてきたことによって、糸が皮膚に触れるようになり、さらに毛羽立ちが皮膚の裏から突き刺さるようになるためです。そうなると、異物反応によって、糸は皮膚の外に排除される形になり、皮膚を突き破るのです。
それに対してシルエットリフトの場合は、コーンが溶けることによって、顔が痩せても、コーンが表面から触れることがありません。勿論、コーンが飛び出してくること、糸が露出することもありません。