頬のイントラセル 3

レーザーであれ、高周波機器であれ、高い効果を少ない施術回数で実現するには、やはりその使い方に大きな意味があります。当院でのイントラセル施術の特徴は、できるだけ強いエネルギーでの施術で、副作用・合併症を防止しつつ、その効果を最大限に引き出していくことにあります。
 


実際の手順としては、まず、洗顔の後、麻酔クリームを塗布します。十分に麻酔クリームを浸み込ませた後、局所麻酔の注射をします。局所麻酔の注射をするのは、真皮のできるだけ深い層にまでイントラセルの針を刺入したうえに、高い高周波エネルギーを照射するためです。この真皮の深い層や、その下の皮下脂肪層やSMASなどの筋膜層にまでは、どんなに強力な麻酔クリームであっても、麻酔効果が届かないため、注射によって局所麻酔を施すということです。麻酔クリームのみで、このような真皮の深い層に高いエネルギーの高周波を照射すると、施術時間を通して強烈な痛みを感じることになります。顔面に麻酔の注射をするとなると、非常に怖くてしかも痛そうな感じがするかもしれません。しかし、麻酔の注射と言っても、事前に麻酔クリームで表面が麻酔されているため、その際の痛みはほとんど無いといってもいいでしょう。このように、イントラセルの性能を十分に発揮させるための、高度な設定での照射を可能にするため、当院ではしっかりと麻酔を行い、完全に痛みを取ることにしています。
麻酔が終了したら、照射を開始します。照射中は、ハンドピースからの衝撃を感じることになりますが、痛みは全くありません。照射が終了したら、当院特製のエッセンスでパックを行い、刺激を受けた皮膚の鎮静化と、より効果を出すための薬剤の浸透を図ります。このエッセンスですが、プラセンタ・エキス、フラーレン、シン・エイク、アルジレリン、水溶性ビタミンE、ビタミンC誘導体などが、非常に高濃度に配合されており、皮膚に対する鎮静効果とともに、イントラセルで一時的に開いた真皮への穿通孔を通って真皮にまで高濃度に到達して作用します。もちろん、このエッセンスを普段のスキンケアに使用していただければ、しわやシミの予防効果とともに、毛穴の改善やたるみの改善も可能なものです。
以上のように、高エネルギーで深い個所への高周波エネルギーの照射を特徴とした当院のイントラセルは、ニキビ跡に対してその効果が大きいばかりか、たるみやしわに対しても、「おまけ」と言うには大きすぎるほどの効果を提供できるように設計されているのです。

2 Replies to “頬のイントラセル 3”

  1. 一児の母 より:

    ある程度の満足が得られるまでは、何回やっても構わないんでしょうか?

  2. minami より:

    >何回やっても構わないんでしょうか?
    回数には特に制限はありません。
    しかし、それぞれの治療の間隔は、最低でも2か月とることをお勧めします。

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