ウルトラV-リフト フェイスラインの効果がよく出た症例 5

したがって、ウルトラV-リフトではこのような編糸を使用せず、ポリディクサノン(Polydioxanone、ポリジオキサノン、PDS、PDO)の単一繊維(モノ・フィラメント)の糸を使用します。しかし前述のとおり、ポリディクサノン(Polydioxanone、ポリジオキサノン、PDS、PDO)は生分解性のプラスチックですので、単一繊維(モノ・フィラメント)にした場合には、硬さが出ます。
 


実際に、ウルトラV-リフトで使用する糸は、挿入されると、周辺の組織よりも硬いことが分かります。では、この硬さによって、術後、糸が皮膚を通して触知されるようなことがあるのでしょうか?実は、このようなことはほとんどのケースではあり得ません。たしかに、ほんの一部の患者さんは、術後に「少しチクチクする感じがする」「何だか頬が硬くなった感じがする」とおっしゃる場合があります。しかし、このような症状も術後約1週間でなくなります。大多数の患者さんは、このような感覚もなく、術後を経過していきます。これは、ウルトラV-リフトで使用する糸は、硬さがあるポリディクサノン(Polydioxanone、ポリジオキサノン、PDS、PDO)の単一繊維(モノ・フィラメント)の糸の中でも、非常に細いものを使用しているからなのです。ある程度の硬さを持ちながら、皮膚の上からは異物感を感じることがないという、この、糸の太さの微妙な選択が、ウルトラV-リフトの術後経過の改善と、効果のバランスをしっかりと担保しているものなのです。

2 Replies to “ウルトラV-リフト フェイスラインの効果がよく出た症例 5”

  1. 一児の母 より:

    本当にシッカリと引きあがってますね。
    糸を入れただけなんて・・・

  2. うさぎ より:

    アゴから頬のラインがきれいになってますね。

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