シルエットリフトは筋膜に糸を固定しますので、従来は、頭皮を1cmから2cmほど切開して、筋膜に糸を抜いつけ、切開創を縫合していました。その場合、髪の中に傷があるため、最低3日間は洗髪ができないというデメリットがありました。そして、傷の部分には毛が生えてきませんので、どうしても「はげ」として認識されてしまいます。また、術後1週間後には抜糸が必要です。
そこで、当院では、この頭皮内の切開が不要な方法で、シルエットリフトを行っています。この方法だと、洗顔や洗髪は翌日から可能で、しかも、頭皮にはハゲができません。この方法によって、APTOSやフェザーリフト、ミラクルリフトと比較した際に、切開が必要なのが、唯一のデメリットだったのが、全くデメリットが無くなったと言っていいでしょう。即ち現時点で、シルエットリフトが、糸を使ったフェイスリフトの中で、もっとも優秀な方法となったわけです。