したがって、ウルトラV-リフトではこのような編糸を使用せず、ポリディクサノン(Polydioxanone、ポリジオキサノン、PDS、PDO)の単一繊維(モノ・フィラメント)の糸を使用します。しかし前述のとおり、ポリディクサノン(Polydioxanone、ポリジオキサノン、PDS、PDO)は生分解性のプラスチックですので、単一繊維(モノ・フィラメント)にした場合には、硬さが出ます。
ウルトラV-リフト フェイスラインの効果がよく出た症例 4
ウルトラV-リフト フェイスラインの効果がよく出た症例 2
ウルトラV-リフト フェイスラインの効果がよく出た症例 1
頬のたるみにウルトラV-リフト 5
ウルトラV-リフトで挿入されたポリディクサノンの糸がなくなると、ウルトラV-リフトの効果がすぐに消滅してしまうのかというと、そういったことはありません。それは前述のように、ウルトラV-リフトの糸の周囲には、コラーゲンと線維芽細胞を主体とした膜が存在しているからです。
頬のたるみにウルトラV-リフト 2
では、そのような細い針で挿入する細い糸で、どうして即効性のリフトアップ効果が得られるのかと言うことです。これには、やはり2つの側面があります。一つは糸そのものの物理的性質としての「皮膚の支え」というもの。もう一つは糸の「鍼」としての役割です。
頬のたるみにウルトラV-リフト 1
ウルトラV-リフトのモニターさんです。術前と術後ですが、手術直後と術後約1か月を供覧します。ウルトラV-リフトの特徴は、何と言っても、手術直後でも腫れがほとんどなく、すぐに変化が分かるという、今までの糸によるリフトにはない効果です。
写真は順に、術前、手術直後、術後2週間目、術後5週間目 です。
ウルトラVリフト 頬のたるみ 5
ウルトラVリフトの処置直後の効果については、前述のような糸による抗重力効果と言うものだけではなく、針の刺激によるものを考えざるを得ません。つまり、鍼治療の効果です。
ウルトラVリフト 頬のたるみ 4
処置が終了すると、その瞬間から効果が出ているのが、ウルトラVリフトの特徴の一つです。当然、糸によって皮下組織が重力に抵抗して支えられていることにより、皮膚のたるみが改善することが一つの理由ではあります。
ウルトラVリフト 頬のたるみ 3
ウルトラVリフトの問題点の一つに、術後の内出血と言うものがあります。この、内出血の問題点を、ほぼ解決することができました。