ウルトラVリフト | 南クリニックの症例写真集

ウルトラVリフト～主にフェイスラインに変化が出た症例　５

ウルトラVリフトは、この、脆弱化した皮下脂肪層をタフにする働きがあると推察されます。
　

フェイスリフトの場合には皮膚の切開を伴うため、極端に言うと、これらのたるみの原因と言われるもの全てに対して、治療が可能です。
　

たるみの治療を考える時には、まず、たるみがどうして発生するのかと言った、その発生原因から、考察のスタートを行うべきと思います。
　

日本美容外科学会会報に収載されたウルトラVリフトの論文ですが、収載に際して問題点の指摘もありました。
　

ウルトラVリフトの処置直後の効果については、前述のような糸による抗重力効果と言うものだけではなく、針の刺激によるものを考えざるを得ません。つまり、鍼治療の効果です。
　

処置が終了すると、その瞬間から効果が出ているのが、ウルトラVリフトの特徴の一つです。当然、糸によって皮下組織が重力に抵抗して支えられていることにより、皮膚のたるみが改善することが一つの理由ではあります。
　

ウルトラVリフトの問題点の一つに、術後の内出血と言うものがあります。この、内出血の問題点を、ほぼ解決することができました。
　

ウルトラVリフトは、一言で言うと「溶ける糸を皮下に埋め込む」手術です。手術と言っても、麻酔の注射もメスでの切開も不要です。麻酔は術前15分にクリームを塗るだけ。そして針を使って一刺しすれば、既に糸が皮下に埋まっています。つまり、鍼治療のような感覚での手術です。
　

頬のタルミに対して、ウルトラVリフトを施行したモニターさんです。まずは術前と術後の記録です。ただし、術後は手術直後の状態になります。
　